自転車

Cyclinkを使ってみた

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シマノ ハートレートモニター Cyclink

これまでCATEYEのCC-HB100という古い製品を使ってたのですが、ニューフレームではカーボン扁平フォークになったため、センサーが付かなくなってしまいました。まあセンサーキットだけ買い足せば使えるのですが、この際だから話題のCyclinkを使ってみることにしました。物欲はとどまるところを知りません・・(爆)

この製品、今年の1月頃から販売されてるのですが、一時は品薄になったほど売れてるらしいです。その魅力は何といっても値段ではないでしょうか? 普通PCにダウンロードできるタイプの心拍計は非常に高価で、3万円以上は軽くします。最近はGPSと一体になったものもありますが、やはり高価です。それが税込み1万円で買えるのですから、単体の心拍計としても超破格値といえます。
ただその開発コンセプトというのがちょっと変わってまして、今までの心拍計といえばアスリートのトレーニング目的が中心だったのですが、Cyclinkはお腹周りが気になる人のメタボ対策向け(笑)というところがユニークです。要するに自転車に乗って脂肪を燃焼させよう!ということなんですが、一般人向けにわかりやすい味付けがなされています。そのため逆にトレーニングにバリバリ活用したいと思ってる方には物足りなさを感じる面も少なくありません。

買おうかどうか悩んでる方も多いと思うので、昨日初めて使ってみた印象をレポートします。

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まず第一印象ですが、思ったよりデカい! 実はこの横幅が5cmほどあります。ハンドル回りにゴチャゴチャ付けてる人には干渉する可能性大です。

画面は右上に時刻、中央に心拍数が大きく表示されます。下段はNEXTボタンを押すことによって切り替わるようになっており、Cyclinkタイム、走行時間、消費カロリー、走行距離、速度の順に表示されます。サイクルコンピュータとして使いたい方は中央と下段を入れ替えたいという要望が必ずあるようですが、それはできません。常に心拍数がでかでかと表示されます。あくまでも心拍計だぞと主張しているようです。

サイクルコンピュータと違って最高速度や平均速度は表示されません。平均速度はPCアプリケーションでのみ表示できます。当然ながら速度と距離を同時に表示させることもできません。僕はGPSと併用しているので特になくても困りませんが、サイクルコンピュータ代わりに使いたい人には致命的な欠点でしょう。ただ時刻が常に右上に表示されるのはとても便利だと思いました。これなら腕時計はもう必要なさそうです。

心拍計そのものの精度ですが、多少ばらつきが気になります。特に最初の2分ほどは明らかに高すぎる値を表示しました。まあこれは皮膚が乾燥しているためで、しばらくすると正常に計測できるようになります。GPSとの干渉が心配されましたが、特に影響はなさそうでした。GPSのログにも異常は見られません。それと踏切を通過する際にも180を示しましたが、これは電磁波の影響でしょう。
左側の半円みたいな部分は運動強度を表していて、下から上へ行くほど運動強度が高くなります。一番下は50%未満、2番目は50~60%で脂肪燃焼に最適なゾーン、3番目は60~85%で持久力強化に最適なゾーン、一番上は85%以上の過負荷状態(アスリートレベル)とされています。この心拍計では50~85%に相当する領域が脂肪燃焼に有効であるとして、その領域内で走行した時間を「Cyclinkタイム」として表示します。

2番目のゾーンに入ったときにピッとビープ音が鳴って脂肪燃焼モードに入ったことを知らせてくれます。また一番上の過負荷状態に入ったときはピッピッピッと3回鳴って警告しますが、これがかなりうるさいんです。ヒルクライム中はこの辺を行ったり来たりしてますから常に鳴りっぱなしです。PCからの設定でビープ音をオフにすることもできますので、消した方がいいでしょう。
ちなみに運動強度は安静時の心拍数と最大心拍数とから自動的に計算されます。これもPCから入力するのですが、最大心拍数は年齢から計算されるものより高めに出ることも多いので、実際に測った方がいいでしょう。昨日は笠の手前の激坂で180行きました。ギリギリまで追い込めばもう少し上がるかもしれません。

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取り付け用のブラケットは右側にアームのようなものが出た形になっています。ハンドル回りがゴチャゴチャしていることを考慮してこのような形状になったのではないでしょうか? 横幅を1.5cmほどしか取りませんので、GPS、Cyclink、ライトの3点をこの狭いスペースに共存させることができました。

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この心拍計の魅力は付属のソフトにあるでしょう。いかにも家電ライクに作られていて、ドライバのインストールさえ必要ありません。走った後、本体をUSBケーブルで接続するだけで自動的にデータをダウンロードしてくれます。この辺はさすがによく考えられています。

ソフトを立ち上げるとカレンダーが出てきて、その日に走った距離や消費カロリーなどを表示してくれます。また走行中の速度と心拍数の変化をグラフ表示してくれるのが面白いです。これを見ればどの辺でしんどかったのかが一目瞭然です。また目標を自分なりに設定して、それに向かってどのくらい達成されたかを客観的に表示してくれたり、怠け者のモチベーションを高めるための工夫がなされています。(笑)

ただ使う上で要注意なのは、最初にスタートボタンを押さないとデータを記録しないということです。これを忘れてはいけません。また食事などで5分以上自転車から離れると自動的に記録がストップしますが、その後再開した場合もまたスタートボタンを押さないといけません(これを忘れやすい)。自動停止あるいは手動停止により記録が分断された場合は、ソフト上でも同じ日の別の記録として扱われます。したがって走行距離や平均速度などはその都度リセットされますので、一日の総走行距離や平均速度を本体だけで知ることができません。これもサイクルコンピュータ代わりに使いたい人には大きなデメリットでしょう。

またソフト自体は良くできているのですが、細かいところで不満も出てきます。たとえば心拍数グラフのスケールが変更できないので、長時間記録すると細かすぎてわからなくなったりします。最大心拍数や平均心拍数が表示されないのも不満ですね。バージョンアップがあるのかどうかわかりませんが、もう少し完成度を高めてほしいところです。

残念なのは、本体のデータは専用ソフトでしかダウンロードできないということです。データを一般的なテキスト形式で出力したりする機能はありません。故意に付けないのかもしれませんが、これができると超うれしいんだけどなぁ・・。何とかバイナリ解析にチャレンジするか?(爆)

大多数の人が感じているように、サイクルコンピュータの代用としてはあまりおすすめできる製品ではありません。あくまでも心拍計と割り切って使うべきです。GPSと併用するならおすすめです。まあ普通の心拍計でも1万円はするんですから、これだけの機能があれば十分元は取れると思いますよ。

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