小雲取越ヒルクライム

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ライド記録自転車

2日目は道の駅「瀞峡街道・熊野川」で車中泊しまして、3日目は小雲取越の林道を周回してきました。標高差400mほどありますが、一回上って下るだけなので割と楽なコースです。

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車中泊した道の駅からそのまま7時40分頃、出発します。日足までは蛇足の往復区間です。


走行コース図

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日足から県道44号に入り、赤木川に沿って小口方面へ走ります。そういえばちょうど6年前の5連休の時は小口でキャンプしたんですよね、懐かしいなぁ・・。朝霧に煙る山の風景はいかにも熊野らしくて神秘的です。

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椋井を過ぎて谷口というところで右折して林道谷口皆瀬川線に入ります。これからヒルクライムの始まりです。

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この林道はそれほど勾配はきつくありません。路面も概ね良好です。中盤の最もきついところで勾配11%の標識がありましたが、長くは続かないので大したことはありません。

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真ん中あたりまで上ると時々展望が開けてきました。この辺は野生動物がよく出没するようで、上りの間にシカ1頭とカモシカ1頭を見かけましたよ。幸いクマさんは出ませんでしたが・・(^_^;

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上の方まで行くと尾根状になり、勾配は平坦に近いところもあります。峠近くまで来ると雄大な展望が開けました。熊野の深い山並みを思わせますね。

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最後の最後がちょっとだけきつかったですけど、小雲取越のピークに着きました。ここは熊野古道と交差しており、妙法山と小雲取山の鞍部に位置します。小雲取越とは本来、熊野古道から見た名称だと思いますが、そうすると峠ではなく鞍部になりますね。

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ここまで誰にも会うことはなかったですが、ピークでは熊野古道と交差しているためハイカーがしょっちゅう往来しています。こんな山の中で人に会うのは不思議な気がします。反対側へ少し下ったところには立派なトイレもできています。

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小雲取越ピークから皆瀬川方面へ下ります。こちら側は果無山脈が迫り、さらに雄大な眺めです。

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こういう風景いいですねえ・・

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だいぶ長いことくだって皆瀬川の集落に出てきました。

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成石というところの三差路を右に進みます。この橋を渡れば川湯温泉に行けます。

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そして請川でR168に合流します。ここを右折して宮井方面へ。この5連休というのは異常な交通量ですね。普段の土日でもあり得ない交通量の多さです。

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東敷屋では現在、新しいトンネルができていますが、トンネルを迂回する旧道に入ります。この道も健在です。旧道からは熊野川がよく見えますので得した気分です。

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再びR168に合流して数キロ走ると宮井大橋に着きます。ここでR169が分岐していますが、この鉄橋の向こうにもう一つ新しい橋が架けられていて、国道はそちらを通っています。この手前の橋は役割を終えて歩行者専用みたいになっています。

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宮井大橋から2キロほど進むと瀞峡めぐりウォータージェット船乗り場に着きます。

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一周して再び日足へ戻ってきました。現在、日足地区を斜めにショートカットする高架道路ができていますが、この道は自転車通行禁止になっているので注意が必要です。うっかりすると標識を見落としてしまいそうですが・・。自転車は直角に曲がる旧R168を通ります。ここに大規模なソーラーパネルが建設中でした。最近やたらと増えましたねえ・・

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高架から続く田長トンネルも自転車通行禁止です。そこを迂回する旧道からは熊野川がきれいに見えます。あと2キロほどで道の駅に着きます。もっと距離があるかと思いましたが、40キロにも届きませんでした。今回の遠征はこれにて終了です。

走行距離:38.41km
平均速度:17.5km/h

片雲の風に誘われて