快適な道の駅の探し方

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車中泊

道の駅というのは全国各地にあり、駐車場とトイレが24時間利用可能で、しかも場所があらかじめわかっているため車中泊には非常に利用しやすい場所です。しかしそれだけに多くの人が利用する可能性があり、週末などは混雑して過密状態になることがあります。できるだけそういう状況を避けて快適に車中泊するためには、どういうポイントに注意して探せばよいかをまとめてみました。

1. 幹線国道沿いは避ける

これは基本中の基本です。だいたい国道番号が1桁、2桁のいわゆる一級国道は深夜でも長距離トラックが往来していることが多く、騒音に悩まされます。当然車の出入りも多いですから、落ち着いて寝られません。

ですから基本的には避けるべきですが、規模が小さかったり、駐車場が道路から離れているなど、意外と快適で穴場的な場所も存在します。そういうのは実際に行ってみないとわかりづらいですが、Googleマップの航空写真であらかじめ調べておくとだいたい想像が付きます。

また逆に地方道であっても意外と交通量が多く、失敗したと思うケースもあります。土地勘のある場所ならおおよそ想像は付くのですが、そうでない場合は行ってみるまでわからないものです。インターネットなどを駆使してできるだけ情報を多く集めるしかないですね。

2. 大きすぎる駐車場は避ける

道の駅のサイトを調べると、駐車場の台数というのが載っていますが、これも必ずチェックしておきましょう。だいたい100台以上駐車可能な広い駐車場があるということは、それだけ利用者も多いということです。あまり駐車場が広すぎて端の方しか空いていない場合、トイレまでずいぶん歩かなければならず、不便な思いをします。

また別の問題として、広大な駐車場があっても車がガラガラの場合はドリフト族のサーキット場になる恐れがあります。特に土曜の夜は要注意です。アスファルトにタイヤ痕が残っていたらその可能性が高いので、あきらめて他に移るべきです。

3. 高速道路のICに近い場所は避ける

高速道路のIC近くにある道の駅は車の出入りが多く、あまりおすすめできません。特に首都圏から近いところなどは、金曜の夜に出発して高速道路を降り、最寄りの道の駅で車中泊というパターンが多いのです。

4. 人気観光地の近くは避ける

有名な観光地の近くというのは誰しも考えることは同じで、車中泊する人で混雑します。特に駐車場のキャパが小さいと停めることすらできないかもしれません。そういう場所では道の駅にこだわらず、他の場所を探した方が快適なはずです。

5. コンビニ併設は避ける

最近はコンビニを併設した道の駅もたまに見かけますが、便利な反面、車の出入りが多いのでおすすめできません。交通量がそんなに多くない場所でも、コンビニがあるだけでしょっちゅう車が入ってくるものです。深夜でも騒音やヘッドライトが気になるので落ち着いて寝られません。

6. 第2駐車場もチェック

道の駅の建物に近い駐車場が小さい場合でも、別に第2駐車場を設けているケースがあります。第1駐車場が混んでいても第2駐車場はガラガラのことが多いので、チェックしておきましょう。トイレから遠くなるので少々不便ではありますが、車の出入りが少なくて快適な場合が多いです。

まとめ

以上、注意すべきポイントについて述べましたが、結論から言えば、一番快適なのは山の中にある3桁国道や地方道沿いにある小さな道の駅です。有名観光地でもなく、およそ人が行きそうにない田舎であれば、深夜車の騒音に悩まされることもなく、ほとんど駐車場を独占して快適な夜を過ごせます。そういう場所は慣れてくれば自ずから判断できるようになるはずです。

片雲の風に誘われて