SPDシューズ新調しました

スポンサーリンク
ウェア自転車

ビンディングシューズを使い始めてかれこれ25年になるんですけど、今まで履いたシューズはわずか2足。今使ってるのはいつ買ったのかはっきり覚えてませんけど、少なくとも15年にはなるんじゃないですかね? 物持ち良すぎだと言われそうだわ(笑)。


こちらが今まで使ってたシューズですが、LAKEというメーカーのオフロード用シューズです。だいぶ色褪せてますけど(笑)、ソールはそんなに減ってないし、かかとが少しほころびている程度でまだ使えないことはないんですよね。

しかしまあ見た目がだいぶくたびれてますし、いつまで使うねん?と言われそうなんで新しいのを探してました。これの欠点を一つ言いますと、普通の紐締めなので固定力があまり強くないこと、万一紐がクランクに絡まると事故につながる恐れがあることなんですね。まあそれ以外は特に不満はありません。

僕がビンディングシューズを選ぶ際に重視するポイントは「普通に歩ける」ということ。ですから歩けないSPD-SLなどは初めから対象外です。必然的にSPDオンリーとなるわけですが、SPDというのはもともとMTB用に開発されたものですから基本的にはオフロード向けです。まあロード用のSPDシューズというのもあるにはあるんですが、底がツルツルなので歩くと滑るんですよね。あんなので岩の上とか歩けません。

僕は自転車を置いて歩いて観光ということもよくやりますし、輪行するときもSPDシューズのままで出かけます。ですから普通に歩けるということは絶対条件なのです。砂利道でも安全に歩けるためにはロード用シューズではだめで、ソールがゴツゴツしたオフロード用が必須になります。これまでも一貫してオフロード用を使ってきました。

前置きはそのくらいにしまして(笑)、オフロード用のSPDシューズで良いのはないかとAmazonをさまよっていたところ、手頃な値段のやつが見つかりました。あんまり高いのは嫌なので、1万円未満が条件です。

いつもあるのか知りませんが、10%引きクーポン適用で実際には7千円台で買えました。かなりリーズナブル。Santicというのはサイクルウェア関連では割とメジャーな中華ブランドで、Amazonで幅広く展開しています。今まで冬用サイクルパンツを買ったことがありましたが、なかなか品質は良かったですよ。レビューを見ても高評価が多いですね。


買うときにちょっと悩んだのはカラーの選択。この商品にはグリーン、ブラック、シルバーの3色があるんですが、どれもイマイチだなぁって感じ(笑)。グリーンが一番人気のようですが、ちょっとケバいですよね? MERIDAやcannondaleのバイクなら合うかもしれませんが、これはシューズが絶対浮くな(笑)。といってシルバーもピンと来ないので、無難にブラックにしときました(笑)。個人的には差し色の赤が気に入らなかったんですけどね、実物を見てみるとこれはこれでカッコ良いと思いました。あと表面のテカテカした質感が好きじゃないんですが、これは泥を落としやすくするためですかね?

通販で買うときに心配なのがサイズ選びですね。これまでビンディングシューズはヨーロッパサイズで41を買ってきました(日本サイズでは25.5cm)。普段の靴のサイズも25.5cmです。特に幅広や甲高の人はワンサイズ大きめを選んだ方が良いとされてますが、僕は41サイズでいけると思ったので今回も41にしました。結果的にはこれでピッタリでした。


サイドから見るとこんな感じ。シクロクロスでの使用を意識してるんでしょうけど、ソールはかなりゴツゴツしています。シュートップはベルクロ2本とラチェット機構付きのバックルで固定します。


底はこんな感じ。クリートが地面に当たらないようにソールが高くなっています。ソールの中央は石などを踏まないように大きく凹んでいます。


メインの固定ベルトはこのような構造になっています。バックルを一回持ち上げるとラチェットが一つずつカチカチと締まっていく仕組みです。もう一つのボタンを押すと解放されます。こういうのって便利ではありますが、樹脂製なのでいずれ摩耗してへたったり、割れたりしそうな気がしますね。やっぱり紐締めに比べると耐久性は低いと思います。


クリートを固定する部分はこのようになっております。安価なシューズだとクリートの位置調整ができないものがありますが、これはかなり広い範囲で前後に移動することができます。爪先にある2つのネジ穴はスパイクを取り付けるためのものです(スパイクは付属)。オフロードでは良いんでしょうけど、アスファルトを歩くとカチカチ当たりそうなので取り付けてません。

前のクリートはいつ交換したか覚えてないので、ケチらずに新しいのを買っときました(笑)。

クリート込みの実測重量はペアで約800gでした。前のが900gだったので100gの軽量化(笑)。

とりあえずこの前のライドで一度だけ使用しましたが、ペダリング感は前のとそんなに変わらないですね。バックルでしっかり固定されているので遊びが少なくなり、より引き足が使いやすくなった気がします。歩行についてはアスファルトだけですが、クリートが当たったりせずに普通に歩けます。ただ小石があるとガリガリ言うこともあります。ソールはかなり固めですのでアスファルトを歩くとパコパコ音がします。普通の靴と違ってソールの柔軟性がないですから長距離を歩くには向いてませんね。

通気性については爪先部分のメッシュとサイドの細かい穴くらいで、あまり通気性はありません。逆に寒いときは良いかもしれません。まあ僕は夏はSPDサンダル使ってますので全く気になりません(笑)。

あとはバックルの耐久性が気になるところですが、これはしばらく使ってみないと何とも言えませんねえ。さすがに10年は無理か?(笑)

片雲の風に誘われて