Huami Amazfit Paceのレビュー(外観・サイズ)

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今回よりAmazfit Paceのレビューを詳細にいたします。まずは開封して外観とサイズを確認するところから・・


パッケージにはこんな形で入っております。文字盤はもちろんダミーのシールです。全体にツルッとした出っ張りのないデザインが特徴です。


付属品はこれだけ。充電器は本体にパチンとはめ込むタイプのクレードルが付属しています。ケーブルは普通のマイクロUSBですが、この充電器を紛失したり、壊れると充電できなくなってしまうので要注意ですね。防水上難しいのかもしれませんが、できればマイクロUSBを直結できるようにしてほしかったですね。説明書は英語版しかありません。中身はごく簡単なもので、起動方法やスマホとのペアリング方法が書いてあるだけです。


時計の表面はゴリラガラス、裏面は傷が付きにくいセラミック素材が使われています。そこそこ高級感はあると思いますね。中央は光学式心拍センサー、充電用の接点も4つ見えます。


右横には物理ボタンが1つだけ付いています。このボタンは電源ON/OFFのほか、スリープからの復帰、起動中はホーム画面への復帰、ワークアウト中のポーズなど、いくつかの機能を兼ねています。ただ位置がやや下寄りにあるため、微妙に押しにくいんですよね。たぶん手首を曲げたときに当たらないようにとの配慮でしょうか? スリープを解除するたびにこのボタンを押すのはちょっと面倒なんですが、設定によって画面をダブルタップすることでもスリープ解除できますので、その方が便利でしょう。


厚みを実測してみました。中央の一番厚い部分で13ミリほどありました。僕はゴツい時計が苦手なので、これくらいがギリギリ限界かなと思います。


直径は46ミリ。普段使っている腕時計(右)とサイズを比較してみました。こうやって見ると二回りくらい大きいですね・・


バンドの裏側がオレンジっぽい赤になっています。穴はたくさんあるので心拍がきっちり測れるように調整しやすくなっています。素材は柔らかいシリコン製で、着け心地はなかなかいいです。滑って回ることもありません。バンドは工具なしで簡単に交換可能です。一般的な22ミリ幅なので、市販の時計用バンドが流用できます。これは時計好きの人には嬉しいんじゃないでしょうか?


腕に着けたときのサイズ感はこんな感じ。かなり存在感がありますね。個人的にこのくらいが許容ギリギリなので、Stratosはやっぱり厳しいなぁと思います。ただお椀型の形状のせいで、着けた感じはそれほどボリューム感がないのが幸いです。


後で説明しますが、ウォッチフェイス(文字盤)はいろいろ変更が可能です。デフォルトで入っているのは21種類だけですが、サードパーティー製を含めるとほぼ無限に選択できるのでマニアには受けています。ただウォッチフェイスを選ぶときにはちょっと注意が必要です。これなんかはグラデーションがきれいなデザインなんですが、あくまでも起動している状態の見た目です。


いったんスリープ解除した後、10秒ほど何もしないと自動的にスリープ状態に戻ります。もちろん常時表示は可能ですが、節電のため色数が8色に減らされて、中間色はディザ拡散で表示されるようになりますので、見た目が非常に汚くなります。またこの液晶はメモリ液晶といって、画面を書き換えるときだけ電力を消費する性質があるため、スリープ状態では書き換えを減らすために秒針が表示されなくなります(最新バージョンでは秒針も常時表示できるようになりましたが、その代わり電力消費が大きくなります)。これを残念がる人が多いようですが、節電のためですのでやむを得ないのですね。それでも常時表示できないよりははるかにマシでしょう。


ですからウォッチフェイスを選ぶときはできるだけシンプルなデジタル表示にした方がきれいです。このデザインはデフォルトで入っているものですが、情報量が多い上にスリープしてもほとんど変わらないので気に入っています。表示できる情報には、バッテリー残量、日付、曜日、当日のワークアウト距離、当日の歩数、当日の天気、カロリー消費量、階段上昇数、週間ワークアウト距離、リアルタイムの心拍数があります。


反射型液晶の特徴として、明るい屋外ではバックライトなしで非常にクッキリと見えます。アウトドア用品はこうでなくてはいけません。もちろん暗い場所でも見えるようにバックライトは付いていますが、真っ暗闇でない限りはバックライトなしで見えます。

次回は設定と機能についてレビューしたいと思います。

片雲の風に誘われて