嬬恋パノラマライン

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ライド記録自転車

2日目は浅間山の山麓、嬬恋パノラマラインに行ってきました。ここはもう長野県ではなく群馬県になります。初めから行こうと計画していたわけではないですが、成り行き上こっちの方に来たのでこうなりました(笑)。

いわゆる広域農道でそんなにメジャーな道ではないのですが、広々とした農場風景の中を走れるということで関東方面では割と有名なようです。嬬恋村の中央を通る国道144号線を挟んで、北ルートと南ルートに分かれています。このうち北ルートの方は万座ハイウェイを越えて県道59号に合流するまで続いてます。そこまで行っちゃうと戻ってくるのが大変になりますので、北ルートの一部と南ルートを合わせて一周するコースを考えてみました。実際のライド記録はこんな感じで。



スタートは嬬恋村の中心・大前地区にある嬬恋村運動公園とします。広い駐車場があります。ここの標高が930mです。まだ朝8時なので涼しいですが、標高がそれほど高くないことから日中は暑さが予想されます。


いったん国道144号に出て大笹の交差点を左折して県道235号に入ります。この道は山麓によくあるタイプの直線上り。あまり好きではないですが、勾配はそれほどきつくないです。途中のY字路を右に入り、パノラマラインまで少し斜めにショートカットします。すると正面に浅間山が迫ってきます。長野県側から見るのとは反対向きですね。


1060mまで登って嬬恋パノラマライン南ルートに合流します。山麓沿いとは言ってもアップダウンは結構あります。実は現在国道144号が崩落のため通行止となっており、この道がその迂回路に指定されているため、トラックが非常に多いのが残念でした。


嬬恋といえば何と言ってもキャベツですよ。我々が普段食べているキャベツはほぼここから来ていると思われます。


北側に見えるこの山は何だろう?と思ったら四阿山だったのですね。


こちらが草津白根山のようです。それにしても北海道っぽい風景ですね。


糠塚山の南を越えるところ、南ルートの最高地点を通過しました。ここが標高1280mです。一応350m登ったのか・・


最高地点を越えると国道144号と交差するまで下りなんですが、懸念していたことが一つ。ここは農道ですから補給できるところが全くないと思われます。今まで自販機すら一つも見ませんでした。水は750mlのボトル1本しかないのですが、まだ半分も来てないのにすでに半分以上減ってます。どこかで補給しないとまずいと思っていたところ、突然自販機が現れたのです。場所は国道144号に合流する少し手前、「嬬恋オーアンドエフ」の前です。写真撮り忘れたのでストリートビュー貼っときます。まだ先は長いですが、ここで補給しないともうないと思ったので、迷わず止まりました。結果的にこれが最後の自販機でした。キンキンに冷えたアクエリアススパークリングを飲んで生き返りましたよ(笑)。


そしてここが国道144号との合流点です。直進するとそのまま北ルートに入ります。


国道から北ルートの最高地点・標高1300mまで120mほど登らなければなりません。この辺がほぼ頂上付近です。


最高地点を越えると50mほど下って、標高1250mにある「愛妻の丘」に着きます。特に観光地っぽいところは皆無なのですが、ここだけは結構人が来てました。なぜ愛妻の丘なのか意味不明ですが・・(笑)


丘の上に登りますと展望デッキから浅間山のパノラマが楽しめます。


愛妻の丘を後にしてさらに走り始めますと一面のキャベツ畑が広がってきます。この辺が一番雄大な景色ですね。


向こうに見えるギザギザした山は何だろう?と思っていたのですが、どうやら浅間隠山や鼻曲山のようですね。いわゆる上州の山々です。


こんな感じで山麓を縫って道は続きます。


ずっと進んでいくとやがて行き当たりますので、ここを直角に右へ折れます。ここから川沿いに下っていきます。


そして干俣川を越えたところの十字路を右折し、パノラマラインから離脱します。ここからは県道112号を下っていきますが、結構な急勾配です。

ほどなくして国道144号に合流し、あとは運動公園まで戻るだけですが、微妙に上りです。結構しんどい(笑)。中学校の近くにはこの近辺で唯一のコンビニがあります。補給を考えている人はここでお忘れなく。

今回は右回りのルートを採りましたが、もし左回りにすると最後の急勾配を逆に登るわけで結構しんどいと思います。これは右回りで正解だったかなと思います。

片雲の風に誘われて

コメント

  1.  ご無沙汰です。

     この夏は「殺人鬼みたいな暑さ!」なんで、アルバイトと家往復以外にどこへも行ってません。9月以降元気が残ってたら、遠征に行きたいと思います。それと、あのフレームバッグにはそそられてます。

     もう一つ嬬恋のへんは、碓氷峠で日本武尊が亡くなった奥さんを偲んで「吾妻はや・・・。」と読まれたそうです。それで「嬬恋」て言うんやと思います。(会うてへんので、知りませんけど。)と

  2. SORA より:

    >ワシはGT。さん

    このアホみたいな暑さじゃ信州の高原以外、走れません!

    フレームバッグは期待通り使い勝手は良いのですが、ボトル1本しか付かないのはやはり夏場キツイですね。それと自転車担ぐときに邪魔になります。何でロードバイクを担ぐ必要があるのか?と言われそうですが、車に積み込む時も含めて担ぐ機会は意外と多いのですよ。

    嬬恋はそういう謂われがありましたか・・。愛妻の丘もその辺のつながりなのかなぁ?