大河原峠ヒルクライム

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ライド記録自転車

久しぶりのブログ更新でございます。もう暑すぎて死んでました。自転車なんか乗ってられるか!

このままじゃ今月の走行距離ゼロになりそうなんで(笑)、信州へ旅ライドしてきました。夏は涼しいところへ逃げるに限りますな。

遠征1日目は女神湖から出発して大河原峠までヒルクライムしました。登山ではよく行った場所ですが、自転車で登ったことはなかったんですよね。標高差が約550mと比較的手頃なので足慣らしには最適ですね。

GPSログはこちら↓


スタート地点は女神湖大駐車場です。ここは収容台数多いし、きれいなトイレもあって便利です。夏山は午後からゲリラ豪雨になるのがお約束ですので朝早く7時半に出発します。この場所で標高1550mありますので、すでに涼しいです。駐車場を出て白樺高原スキー場前の信号を直進するとすぐ蓼科スカイラインに入ります。


ヘアピンカーブを繰り返しながらしばらく登っていくと左手に女神湖が見える場所があります。ほんの一瞬だけです。


淡々と高度を上げていくと御泉水自然園に到着します。標高1836m、もう300m近く登ってきました。このあたり平坦でわずかに下りがあります。実は序盤のこの区間が一番キツいので、ここまで来たら一息つけます。


正面には雄大な蓼科山が姿を現しました。


御泉水自然園からあと60mほど登ると蓼科山七合目登山口に到着します。標高1900m。ここには東屋と公衆トイレもあります。蓼科山には二度登ったことがありますが、ここからのルートと大河原峠からのルートの2通り。より標高の高い大河原峠から登る人が一番多いようですが、実は上り下りがあるため、この七合目登山口から直登する方が距離も短く楽なんですよ。ここまで来ると登りはいったん終わり、20mほど緩やかに下ります。帰りに登らなければならないことがわかってるので、こういう下りは全然うれしくないですね(笑)。それとこのあたり路面のヒビ割れが酷く、通るたびにガタンガタンと強い衝撃が来ます。あまりスピードを出すとリム打ちパンクの恐れがあるかもしれません。


蓼科山七合目からほぼ水平に進むと虹の平方面から来る道と合流します。標高1880m。この先も山腹に沿って緩やかな登りが続きます。


また少し下って登ることを繰り返すとやがてトキンの岩という場所に着きます。標高2013mと書いてありますが、それは岩の頂上で、この場所の標高は1992mです。


先ほどの看板からトキンの岩までは5分ほどで登れます。特に決まったルートがあるわけではなく、登りやすそうなところを選んで登っていきます。SPD靴ではかなり歩き辛いですが。岩の頂上には小さな祠が祀られています。


頂上からは結構眺めが良く、蓼科山の前衛峰である前掛山が間近に見えます。天気が良ければ佐久平や浅間山も見えそうですね。


トキンの岩からはあと100mほどの登りで大河原峠に到着します。標高2093m。長野県でも2000mを超える峠はそんなに多くないんですよね。おそらく麦草峠に次ぐくらいの高度。2000mといえば涼しそうに思えますが、実際は日が当たるとすごく暑いです。でも風は爽やかで気持ちいいんだよな。


ここが大河原峠の駐車場。公衆トイレもあり。登山で何度も来ましたよ。土日は駐車場の争奪戦が凄いですが、平日はさすがに余裕がありました。


右は大河原ヒュッテを経て蓼科山への登山道、左は双子山から双子池への登山道です。昔ここから蓼科山に登って軽い熱中症になった苦い思い出が。個人的には双子池から亀甲池へ回るコースが楽しいです。SPD靴ではおすすめできませんが、双子山までなら20分ほどで登れますので余力があれば登ってみるといいです。双子山はとても展望が良く気分最高ですよ。


帰りは同じ道を下るだけですが、2回登り返しがあるので貧脚にはちょっと憂鬱です(笑)。だいぶ雲行きが怪しくなってきて、帰りは濃いガスの中を下っていきました。そのまま駐車場まで直行するとあまりにも早すぎたので、ちょっと寄り道して女神様に会いに行きました。


ついでに女神湖をぐるっと一周して帰ってきました。それでもまだ11時。夏はこのくらいにしとかないと暑くてやってられませんよ。午後になると雨につかまるし。

片雲の風に誘われて