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HAIPAD-M9X 3G機能を検証する

投稿日:2011 年 10 月 22 日 更新日:

ほとんど使ってないけど、一応b-mobile WiFiを持っているので、3G機能は特になくても困らないんですが、できれば単体で使いたいとか色気が出てきまして(^^;、3G機能付きを買っちゃいました。まあ3000円ほどの上積みですから後で買い換えることを思えば安いもんです。それにWiFiと併用だとバッテリーを2つ管理しなければならないので、先にWiFi側のバッテリーが切れてしまうとお手上げなんですよね。そういう時に3G機能があればSIMカードを差し替えてネット接続できるので、いざという時には安心感があります。

ただ3Gに対応しているとは言っても、国内向け製品ではないので、本当に使えるのか?という不安はあります。これについてはドキドキ堂さんのHPでdocomoは確認済みという情報があったので、一応それを信用しました。b-mobileはdocomoの回線を使用していますので、docomoが使えるならいけるはずだという確信を持って注文したわけです。まあ人柱ってやつですな。(笑)

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で、結論から言いますと、b-mobileのSIMはAPNを設定してやれば普通に使えました。ただしちょっとクセがあるので、最初は接続できない?と思って焦る可能性が大いにあります。これはM9Xに限らず、b-mobile SIMを使った場合に共通する現象なんですが、アンテナが一切立たないんですね。それでつながってないと勘違いしてしまうケースが多いのです。


設定から「端末の状態」を開き、電波強度が表示されてモバイルネットワークの状態が「接続」になっていればちゃんとつながっています。これはHT-03Aで経験済みですから、別に慌てることはありませんでした。ただ、このままではつながってるのかどうかわからないので不便です。そこでaDataConMonというアプリをインストールするとステータスバーに接続状態を色で表示してくれますので、とても便利です。これはb-mobileユーザーの定番アプリですね。接続中はアイコンの色が青になり、切断すると赤に変わります。

それともう一つ注意することは、標準のブラウザを開くと「ネットワークに接続されていません」のメッセージが出ることがあります。これもM9Xに限らずAndroid2.2の標準ブラウザに共通する現象ですが、b-mobileとの組み合わせでは1回目のアクセスだけつながってないと判断してしまうんですね。でも実際にはつながってますから、「戻る」ボタンを押してメッセージを閉じればちゃんとページが表示されています。2回目のアクセス以降は普通に表示できます。


もしそれでも表示されない場合は、「ワイヤレスとネットワークの設定」を開いて"Stay awake for phone voice"にチェックを付けてやるといいようです。どうもしばらく操作してないと節電のため3Gモジュールを停止してしまい、再起動にワンテンポ遅れるようなのですね。これをチェックするとバッテリーの消費が早まるとか書いてありますが、実際どうなのかはよくわかりません。

これでb-mobile SIMでも普通に使えることがわかりました。ただ、HT-03Aに比べると接続時の挙動がどうも不安定なんですね。HT-03Aは3Gを有効にしてからほんの数秒でつながりますが、M9Xは接続と切断を何回か繰り返したりして、接続にかなり時間がかかります。しかもaDataConMonが青アイコンを出しているにもかかわらず、接続できていないケースが往々にしてあります。いったん3Gをオフにして、もう一度オンすると今度はつながったりするんですが、どうも不安定。一度接続できればあとは安定しているんですが、この辺がやっぱり中華品質だよなぁ‥

それともう一つダメな点を発見しました。いったん圏外に出た後、再び圏内に復帰した場合、HT-03A(というか国内の携帯)なら即座につなぎに行ってくれるのですが(当たり前)、M9Xはずーっと知らん顔。いつまで経っても再接続しません。端末を再起動するか、3Gのオン/オフを繰り返さないと再接続しないんですね。はっきり言ってアホすぎます。このあたりが中華品質と言われるゆえんなのですね‥(苦笑)

次にエリアの検証です。docomoには主に都市部で使用されているFOMAサービスエリア(2100MHz帯)と主に山間部で使用されているFOMAプラスエリア(800MHz帯)の2つがあります。このうちFOMAサービスエリアの方は問題なくつながります。そこで気になるのはプラスエリアに対応しているかどうかです。HAIPADの本家サイトに行ってみると、スペックには次のような記述がありました。

WCDMA:Huawei EM770W support 850Mhz/900Mhz/1900Mhz/2100Mhz

どうやら850MHz帯には対応しているようなので、もしかしたらプラスエリアもつながるのではないか?という期待が膨らみます。850MHz帯は800MHz帯の周波数帯域を完全に含んでいるので、一見つながりそうに思えるのですね(こちらを参照)。

検証は天理ダムに持っていって行いました。ここはプラスエリアだけがカバーしているはずなので、ここでつながればプラスエリアに対応していると判断できるわけです。結果は残念ながらダメでした。電波強度も0を示して全く接続できません。やっぱり850MHz帯はGSMしか対応してないってことなんかな‥。まあこれは想定内でしたけど、スマホ代わりにする野望は打ち砕かれました。(^^;

プラスエリアに対応してないと具体的にどういう場所がダメかというと、山間部で人のほとんど住んでいない地域がこれに該当します。まあ自転車で走る場所の大半がそうですが、山間部でも役場のある中心部はFOMAがつながるので、移動中に使わない限り、実用上はそれほど問題ないんですね。もちろん都市部しか移動しないのであれば何の問題もなく使えます。

次に速度を検証しました。一応M9Xは下り最大7.2Mbpsに対応しているようですが、b-mobileのU300では最大300kbpsしか出ません。したがってその範囲内での検証になりますが、額面通りの速度は出ていることを確認しました。


テストにはSpeedTestというアプリを使用しました。b-mobileは混雑していると激重で100kbpsも出ないことがたびたびあります。状態の良いときであれば上り下りともに300kbps前後は出ることを確認しました。

というわけで、3G機能は一応使えるものの、やっぱり微妙ですなぁ‥。プラスエリアはもちろんですが、頻繁に圏外と圏内を繰り返すようなケースでは再接続をしてくれないので使い物になりません。したがって移動中に使うには無理がありますね。やっぱり基本はb-mobile WiFiとの併用で、3Gは緊急用と割り切るべきでしょう。というか、接続に一抹の不安が残るので、これ一台というのは心細いですね。結局、保険としてb-mobile WiFiを持たなければなりません。あれ、保険として3G内蔵を買ったんじゃなかったのか? これじゃ本末転倒ですわ‥(^^; やっぱ中華品質だよなぁ‥(爆)

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