激安中華アクションカメラを買いました

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カメラムービーカメラ

また新しいおもちゃを買いました(笑)。今まで車載動画にはさんざん投資してきましたが、どれもが使い物にならず売り飛ばしましたので、アクションカメラの類には二度と手を出さないつもりでした。車載動画は必ず振動との戦いになりますし、めっちゃめんどくさいのでどうせ一回使ったら飽きることはさすがに学習しております(笑)。しかしSNSに動画がアップされてるのを見るとちょっと気になるんですよね(笑)。たまたま先週末、Amazonのタイムセールで安く出ていたので我慢できなくなり、つい手が滑ってポチってしまいました(爆)。

アクションカメラといえばGoProが有名で、ブレ補正を内蔵しているため映像が安定しており、さすがに画質はきれいだと思います。しかしとってもお高いので貧乏人には手が届きません。そこで激安中華のお世話になるわけですよ(爆)。

Amazonで検索するとGoProもどきの中華アクションカメラは腐るほど出てきますが、偽物も多く出回っており(もともとパチモンですが)、どれを買えば良いのか迷ってしまいますね。しかしその中でダントツに評価が高いのがMUSON(ムソン)というブランドのMC2という製品です。カスタマーレビューによると4つ星半ついており、肯定的な意見が大半を占めます。迷ったらとりあえずこれを買っとけば安心だろうってことで注文しました。

通常価格は8千円前後なのですが、タイムセールで6,605円になってましたので踏ん切りが付いたというわけです。ケチですから、8千円ならたぶん買わないと思います(笑)。ただこの製品、なぜか同じのが2種類出てきますので注意して下さい。最近改良が行われたらしく、【改良版】と書いてある方が新型です。旧型と値段はほとんど変わらないので、迷わず改良型を選びましょう。ここは要注意です。

2018.5.12追記:
新たに【進化版】が登場して手ブレ補正と外部マイク端子が装備されました。価格は据え置き。やられた!
上記のリンクは【進化版】に置き換わっています。

自転車乗りもたくさん買っているカメラなので今さらレビューしても無意味と思いますが(笑)、せっかく買ったので独自の視点からレビューしてみたいと思います。


製品はこのようなパッケージに入っています。一応、日本語表示なんですね・・


箱の中にはこのようなハードケースが入っているだけです。


ケースを開けるとてんこ盛りのアクセサリー類がこれでもかと言うほど入っております。お買い得感満点で中華製品とは思えない高級感がありますね(笑)。


こちらが防水ハウジングになります。下に付いているマウントは何種類か交換可能であり、これは三脚穴が付いているタイプです。


これは防水ハウジングを使わずに裸でカメラを装着するためのカバーです。やはり上下に三脚穴が付いていますので、カメラ用の三脚や市販のハンドルバーマウントに直接取り付けることができます。ただ上のクリップ1ヶ所だけで固定する方式ですので、振動で外れて吹っ飛んで行かないか一抹の不安が残りますね・・


リモコンも付属していますので、ヘルメットなどに装着しても手元で操作することができて便利です。こういうものって日本製なら別売が当たり前ですが、初めから付属しているのは嬉しいですね。

あとWiFiも内蔵していますので、スマホのアプリと連携して映像を確認しながらリモート操作も可能です。この値段でここまでできるとは恐れ入りました。


自転車のハンドルバーに固定するマウントも標準添付されていますが、これは評判がよろしくないので使用しません。

代わりに使ったのは昔買ったミノウラのカメラマウントです。それまでは車載用マウントに散財してきましたが(笑)、どれも自転車の振動に耐えられず使い物になりませんでした。しかしこの製品だけは違います。アルミのクランプで非常にガッチリと固定されますので、強い振動を受けてもビクともしません。それはお墨付きです。三脚ネジの付いたタイプですので、ほとんどのカメラに使える汎用性があります。


ミノウラのカメラマウントと単体用のカバーを組み合わせてハンドルバーに固定してみました。ハウジングを使う人が多いんでしょうけど、あれはおすすめしません。なぜかというと、三脚座のアダプターとハウジングを接続する部分の固定力が弱く、どんなにノブをきつく締めても簡単に回ってしまうからです。一度近所で試してみましたが、ちょっとした振動ですぐ「お辞儀」してしまうので全く使い物になりませんでした。GoProはどうなのか知りませんが、中華製品はこういうところがダメなんですよね・・

またハウジングを使うと当然ながら音はほとんど拾えません。ガタガタという振動音だけが録音されますので非常に不快です。さらに結構でかくなる上に、重くなるためより揺れやすくなって良いことはありません。ですから雨の中を走るのでなければハウジングは使わないのがおすすめです。レンズがむき出しになるので傷が付く心配はありますが、しょせんオモチャですからあまり気にしないことにしましょう(笑)。振動で吹っ飛ぶ恐れもありますが、心配なら輪ゴムでも巻いておけば良いのでは?と思います。

これで準備完了しましたので、早速テスト動画を撮ってみました。このカメラは4Kを売りにしていますが、さすがに容量が凄いことになるので普通は1080の30pで十分でしょう。せっかくなのでフルHDでYouTubeにアップしてみました。全画面表示にしてご覧下さい。

1:52でシーンが切り替わります。前半は比較的きれいな路面ですが、後半は荒れた路面になっています。

画質は良いがマウントがダメ

YouTubeにアップすると多少画質は落ちますが、それでも十分なシャープ感があることはわかるでしょう。発色もメリハリがあって非常に美しく、画質だけを見ればGoProとそんなに遜色はないように思えますね。これまで買ったアクションカメラの中では文句なしに最高の画質です。少なくともカメラとしての性能は値段以上の価値は十分にあると思いますね。

ただ問題は振動に対する弱さです。路面がきれいなら結構まともな映像が撮れていますが、ちょっとでも路面が荒れてるとこんにゃくが酷くて使い物にならないことがわかるでしょう。ミノウラのカメラマウントにダイレクト接続してもこんな状態なんですよ。付属のハンドルバーマウントとハウジングの組み合わせだと一瞬でお辞儀してしまうことは間違いありません。

自転車動画は振動との戦いですので、自転車本体に付けるよりは身体に付けた方が振動は抑えることができます。ですから付属のヘルメットマウントを使った方がもう少しマシな映像が撮れるでしょうね。ただしそれはそれで角度の調整が難しい上に、頭を動かすと画面が揺れますからやっぱり不安定なんですよね。装着のめんどくささとか考えるとあまり使いたくはないですね・・

一番良いのは別売のチェストマウントを使うことなんでしょうけど、そこまでして使いたいかどうか・・。そもそもブレ補正がない時点で自転車には向いてないんですよね。やっぱりGoProには敵わないと思います。そこは値段の差ということで納得できるでしょう。振動さえ何とかすれば結構いい映像が撮れます。まあこの値段ですからアクションカメラを一度試してみたいという人にはいいんじゃないでしょうか? それで本格的にやりたくなったらGoProを買えば良いし、飽きたら安く済んで良かったと思えばいいんです。

結局、車載動画って荷物は増えるし、セッティングがめんどくさいですから、1~2回使ったらすぐ飽きるんですよね(笑)。早くもお蔵入りしそうな予感が・・(爆)

片雲の風に誘われて