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フレームバッグの有用性

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雨で全然自転車乗ってませんが、また性懲りもなくバッグを買いました(笑)。何個目だと言われそうですが、今回はフレームバッグ2個目です。以前紹介したイベラのフレームバッグのレビューはこちら。

フレームバッグはこれが初めてだったのでしばらく使っていたのですが、やっぱり定着しなくてフロントバッグやサドルバッグと行ったり来たりしていました(笑)。理由は見た目がダサいからです(爆)。ちょっとサイズが大きすぎてフレームの前三角が完全に塞がれてしまうので写真映りが悪く、質感も非常に安っぽいのが気になったんですよね。

ただフレームバッグの便利さ自体はわかったので、もうちょっとカッコいいフレームバッグが欲しいと思ったわけですよ。そこでAmazonで見つけたのがこの商品。自転車用品では割とメジャーな中華ブランドのROCKBROSのフレームバッグです。最近出たばかりみたいなので、まだレビューが1件も付いていません。人柱で買ってみました(笑)。

カラーはブラックとブルーブラックの2色があるんですけど、カラーによって裏表のデザインが少し異なります。まあお好きな方をどうぞという感じですが、自分が買ったときはブラックが中国発送しかなかったのでブルーブラックにしました。今は両方プライム扱いで行けるみたいですね。


届いた商品はこんな感じです。イベラの製品より少しお値段高めですが、その分質感はとても良くなっていて、全然安っぽくありません。生地は厚めですし、プラスチックの芯が入っているので型崩れもしません。全体が撥水性の素材で作られていて、ファスナーも防水仕様になっています。完全な防水ではないので土砂降りには耐えられませんが、少しの雨なら凌いでくれそうです。

カラーはブルーブラックと言ってもほぼ黒に近いんですが、こっちにして良かったなと思っています。フレームが黒なので普通に考えるとブラックを選びそうなんですが、フレームと同じ色にするとバッグがフレームと同化してしまってシルエットが崩れ、写真映りが悪いんですよね。それは前のバッグでよくわかりました。あえてフレームと違う色にした方がフレームの形が浮かび上がるので写真映りは良くなります。これは新たな発見。

最近はバイクパッキングの影響か、フレームバッグを使う人が増えてきたように思いますね。旅系の人はもちろん、日帰りのロングライドでもよく見かけますよね。自分も以前はフレームバッグは眼中になかったのですが、一度使ってみてその使いやすさが身に染みてわかったんですよね。そこで今回は前半でフレームバッグの有用性について、後半で商品のレビューについて取り上げたいと思います。

フレームバッグの有用性

普通のローディーは自転車のパーツにお金をかけるのが好きなんでしょうけど、僕はバッグにお金をかけるのが好きです(笑)。それはたぶんもともと旅系だからでしょう。言ってみればバッグマニアなんですよね(笑)。これまで数え切れないほどバッグを買ってきましたので、それぞれの良さと駄目なところはわかっているつもりです。

まあロードバイクには何も付けないのが最も美しいに決まってますね。写真映りの理想から言えば、自転車には最低限必要な工具類だけ付けて、あとは体に着けるのがベストです。よく小さなサドルバッグだけ付けてる人を見かけますが、そういう人は必ずリュックを背負ってるか、ジャージのポケットに全て詰め込んでるはずですよね? 最低限、財布とか補給食は要るし、何も持たないって現実的には不可能ですから。

僕も写真映りを気にしてウエストバッグを腰の後ろに着けて試してみたことが何度かあるんですが、やっぱりダメでした。そんなに重くないとはいえ、体を締め付けられるのが鬱陶しいし、蒸れて不快なんですよね。昔は常にそういうスタイルで走っていたものですが、一度フロントバッグを導入して全てを自転車に搭載することを経験してから、体に物を着けるのは生理的に受け付けられなくなりました。極端に言えば、ジャージのポケットにスマホを入れたりするのもダメで、背中がゴロゴロするだけで不快なんですよね。ですから、荷物はすべて自転車に搭載する、これが基本です。

そこでフロントバッグや大型サドルバッグを使ってきたわけですが、どうにも見た目が悪い。それだけならまだ許せるんですが、これらのバッグを付けると必ず快適性が損なわれるんですよ。フロントバッグを付けるとハンドルが重くなってふらつきますし、真ん中のフラット部を握れなくなるんですよね。それじゃドロップハンドルの値打ちがなくなるでしょ? サドルバッグも同様に、重心が高くなってふらつきの原因になりますし、乗り降りの時に足に当たって邪魔なんですよ。とにかくバッグを付けることによって何らかの快適性が犠牲になります。

しかしフレームバッグだけは違いました。装着することによって快適性を損なうことが一切ないのです。厚みはせいぜい5~6センチくらいですから、横にはみ出して足に当たることは全くありません。しかも低い位置にあるため、他のバッグのようにバランスを崩すことがありません。荷物を入れれば入れるほど重心が低くなって逆に安定します。これは素晴らしい美点です。デッドスペースを生かした床下収納的な発想で非常に合理的。とにかく乗車中はバッグの存在を全く意識させないところが素晴らしいのです。バッグへのアクセスのしやすさはフロントバッグほどではありませんが、それでも停車すれば乗ったままで荷物の出し入れができるので不便はありません。サドルバッグよりははるかに使いやすいです。

フレームバッグには2種類ある

フレームバッグにも大きく分けて2つのタイプがあると思います。一つは横長型で、もう一つは三角型です。このうちバイクパッキングでよく使われるのは横長型で、たとえばテントのポールのような細長い物を入れるのに適しています。ただホリゾンタルフレームでないとボトルケージと干渉してしまうため、フレームを選ぶという問題があります。

一方、三角型はさまざまな大きさがあり、ごく小さいものからフレームの前三角をすっぽり覆うようなものまで種類が豊富です。スローピングフレームでもボトルケージと干渉しにくいので、こちらの方が向いています。形状的にあまり長い物は入れられませんが、容量は比較的大きいので工夫すれば結構たくさんの物が入ります。

フレームバッグの弱点

快適性を一切損なわないのがフレームバッグの最大の利点ですが、残念ながら弱点もいくつかあります。これらをクリアできるかが選択のポイントとなりますね。

容量はあまり大きくない

横長型でも三角型でも厚みはせいぜい5~6センチしかありませんから、かさばる物は入りません。薄い物や小物が主体になります。特に三角型は形状的に収まりが悪く、入れ方を工夫しないと思ったほど入らないこともあります。フロントバッグや大型サドルバッグのような収容力はとても期待できないということです。しかし大きな物は他のバッグと併用すれば良いわけで、まず何を入れるかをはっきりさせておくことが大切です。

ボトルケージと干渉する

これはスローピングフレームの場合、特に問題となります。ホリゾンタルフレームで横長型のバッグならボトルケージを2つ付けたままで装着することも何とか可能ですが、スローピングフレームの場合はシートチューブ側のボトルケージは確実に使えなくなります。極端に小さいフレームサイズだとダウンチューブ側のボトルケージとも干渉してしまう可能性がありますので、購入する際は自分のフレームに適合するかどうか、よくサイズを確認しておく必要があります。

要はボトル1本で我慢できるか?ということなのですね。特に夏場はボトル2本ないと不安という人も多いでしょう。これについては後述します。

写真映りが悪くなる

これは写真なんか撮らない人には全く関係ないのですが(笑)、SNS映えを気にする人にはものすごく大きな問題です。フレームバッグを付けると前三角が塞がれて、多かれ少なかれロードバイクのシルエットが崩れます。乗ってるときは邪魔にならなくても、自転車を美しく見せるにはすごく邪魔な存在なのですね。特に大きなフレームバッグは占有面積が大きいので見栄えは非常に悪くなります。前に使っていたイベラのフレームバッグなんかはまさにそうでしたね。それがやめた理由でしたので(笑)。

ただ旅系のサイクリストの間では荷物を満載するほどカッコイイと思っている人も多いようです。見方によっては「旅してる感」が出てカッコイイとも言えますね。

フレームバッグに入れる物

フレームバッグに何を入れるかは人それぞれでしょうけど、僕の場合は主に「食料」です。とにかく山奥に行けば補給は不可能ですので、食料は絶対に必要です。それとあとは財布とスマホくらい。食料はカロリーメイトのような補給食はもちろんですが、おにぎりや菓子パンも入れたいですね。それを考えてフレームバッグのサイズを選びます。厚みがないですからかさばる食べ物は入らないのですが、おにぎりや菓子パンのような薄い物なら十分入りますね。

僕の場合、工具類はサドルバッグに入れているのでフレームバッグには入れません。貴重品も体に着けるのは嫌なので、フレームバッグに入れたいです。三角型は形状的に収まりが悪いので、入れ方には少し工夫が必要ですね。

ボトルは2本必要か?

フレームバッグを使う上での最大の問題点はボトルケージが一つ潰れてしまうことです。スローピングフレームの場合、これは絶対に避けられません。仮に何とか付けられたとしても、ボトルの出し入れが難しくなって実用的ではありません。まあ夏以外はボトル1本でも全然問題ないと思いますが、夏場に1本で凌げるのか?ということが最大の懸念となります。


僕は普段このようにダウンチューブとシートチューブにそれぞれボトルケージを取り付けていました。しかし実際に使っているのはダウンチューブ側だけで、シートチューブ側は常に空っぽです。それには理由がありまして、シートチューブ側は自販機で買ったペットボトル飲料を入れるために空けてあるのです。ですからもともと1本しか使ってないといえばそうなのです。

ただ実際には自販機でポカリなどを買っても、自転車に付けておくとあっという間に温くなってしまいますので美味しくありません。やっぱり冷たい飲料はその場で飲んだ方が良いと思いますね。ボトルの水をメインに、夏は自販機を補助的に使うという運用が良いんじゃないでしょうか? この場合、ボトルの水を切らさないようにする必要がありますが、道を走ってると公園、トイレなど水が補給できる場所は結構あるんですよね。あと山だと湧き水も割とよくあります。そういう水が補給できる場所を見つけたら必ずボトルを満タンにしておくことですね。これでほぼボトル1本でいけます。今までそれで困ったことはないですから。

シートチューブ側のボトルケージにはツールボトルを入れている人も多いですよね。そういう人はもともとボトル1本しか使ってないので問題ないということでしょう。まあツールボトルの行き場に困りますが、工具類はサドルバッグに移動させるなどすれば解決できるはずです。

最も問題なのは常にボトルを2本装着している人でしょうね。この場合、1本を削るのはかなり勇気が要るかもしれません。どうしても2本ないと不安という人は、たとえばこんなステムポーチを付けると良いと思います(これも買いました笑)。

他にもサドルの後ろに付けるボトルホルダーもありますが、サドルバッグが付けられなくなるため制約が大きいですね。その点、ステムポーチは制約がないので何かと便利です。

ROCKBROSフレームバッグのレビュー

まだAmazonのレビューが付いていないので、実物を手にした感想を書いてみたいと思います。まあ商品説明に書いてあるのとあまり変わりませんけど・・(笑)


前使っていたイベラのフレームバッグとの比較です。高さと厚みはほぼ同じなんですが、横幅が5センチほど小さくなってます。容量は少し小さくなりますが、イベラのは無駄にデカすぎてカッコ悪かったので、このくらいの方が良いと思います。実際、中身はガラガラでしたしね。

質感、デザイン性ともにはるかに良くなってますね。前のは生地がペラペラでいかにも安っぽかったので、付けているのが恥ずかしくなりました(笑)。


開口部は左側にあって、上から下までファスナーが付いているのが特徴です。このためフルオープンが可能で、荷物の出し入れが非常にしやすくなっています。中にはメッシュの内ポケットがあり、キーホルダーも付いています。前のは何もなかったですから、これだけでも大きく使い勝手が向上します。


そして右側にもサイドポケットが付いていて、スマホなどの薄い物を収納できます。ファスナーの上下に反射テープも付いていますよ。前のは右側が無地で非常にカッコ悪かったので、これで右側から写真を撮ってもサマになります。


バッグ下側にはポンプを入れるためのポケットが付いています。なかなか親切な設計ですが、フレームによってはボトルケージと干渉してしまうため、オマケ程度に考えた方がいいですね。


ストラップは4ヶ所にあり、フレームの形状に合わせて位置を変更できる仕様になっています。これはなかなか親切な設計ですね。


自転車に取り付けてみたところです。ボトルケージと干渉することなく、きれいに収まりました。前のはボトル先端に少し当たってしまったので出し入れに支障がありましたが、これは全く問題ありません。このくらいのサイズなら見た目もそんなに悪くないし、デザインが良いので写真を撮っても恥ずかしくありません(笑)。

バッグマニアの僕から見てこのフレームバッグはとても良くできていると思うのでおすすめです。さすがROCKBROSの製品、細かいところまで良く考えられています。ボトル1本で問題ない人なら買って損はないと思いますね。まだ一度も走ってないんですが、雨で全然走れんやんけ!(爆)

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