笹ヶ峰ヒルクライム

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ライド記録自転車

信州遠征3日目は妙高山麓にある笹ヶ峰高原へのヒルクライムを行いました。標高差660mにおよぶ長い登りで3日間で最もハードなコース。そろそろ疲れが溜まってくる頃ですが、脚が持つのか?🤣

ちなみにこのコースは完全に新潟県妙高市(旧妙高高原町)の中にありますので厳密には信州ではありません。笹ヶ峰高原には広大な牧場があり、伸びやかな風景を楽しめるところです。そしてグラベル道ではありますが、乙見山峠を経て小谷温泉、白馬へとつながっていることから、旅情派サイクリストの間では昔から人気のあるコースです。

GPSログはこちら↓


スタート地点は杉野沢地区にある「杉野沢水辺の広場」としました。この公園は関川の畔にあり、川の向こうは長野県という絶妙な位置にあります。ここの標高が約700mで、最高地点1360mを目指して登っていきます。午前7時45分に出発。


笹ヶ峰へ続く県道39号へは杉野沢の集落内を抜けて行くのですが、道を間違えて道じゃないところを通ってしまいました(笑)。何とか押して通過し、県道39号に取り付きました。笹ヶ峰まで9kmの標識があり、シートゥーサミットの標識も出てますね。これは野尻湖畔から笹ヶ峰登山口まで自転車で登り、そこから徒歩で妙高山の山頂を目指すという恐ろしいチャレンジです。道の駅にも案内地図が出てました。こんなんやる人いるのかな?


勾配は杉野沢の集落を出て直線状に登るところが最もきつく、最大12%程度ありましたが、そこから先はつづら折れを繰り返して8%程度の一定勾配で登ります。それほどしんどくはないですね。400m近く登って、スキーリフトの乗り場がある1090m地点からは斑尾山と麓に輝く野尻湖を見ることができました。


スキーリフト乗り場から少し登ると、五八木という看板のある場所がありました。バス停と数台分の駐車場もあるんですが、特に見晴らしが良いわけでもないし、どういう場所なのかよくわかりませんでした。


五八木を過ぎると間もなくつづら折れ区間は終わり、標高1200m付近から山腹を斜めに登っていきます。ピークまであと160mほどなんですが、この最後の登りがだらだらと長く、意外としんどく感じました。そして仙人池の看板のあるところがピークで標高1360mです。


せっかくなので歩いて仙人池を見に行きました。2~3分ってとこかな。まあ普通の池です(笑)。


仙人池を過ぎると30mほど緩やかに下ります。そしてついに笹ヶ峰の入口に到着しました。


ここから道はほぼ水平になり、左手に牧草地を見ながら走ります。


実に広々としたいい景色です。山の上にこんな美しい場所があるとは想像できないですね。苦労して登ったご褒美ですよ。


黒姫山を裏側から見るとこんな形なんですね。意外な発見でした。


だいぶ奥の方まで入ると笹ヶ峰牧場があります。


京大ヒュッテへの道を左に見て、さらに20mほど下ると終点の駐車場に着きます。ここは妙高山への登山者で賑わっています。公衆トイレもありますが、団体バスで来たからか長蛇の列。おばちゃん、男性トイレに入るのは反則やで!🤣


ここが妙高山への登山口で、立派なゲートが建っています。ここも協力金500円を納めるように書いてあります。今日の目的地はここまでとします。この時点で9時45分、休憩しながらでも2時間で登ってきました。

まだ時間は早いですが、今日はだんだんと天気が下り坂の予報なので、早めに下山した方が良さそうです。30分程度滞在した後、来た道を引き返します。帰りは50mほど登り返しがあるわけですが、緩い坂なのでしんどいというほどでもなかったですね。仙人池を越えてからは延々と下りで、よくこれだけ登ったなと思いました(笑)。

スタート地点に戻ってきたのは11時15分頃、下りはちょうど1時間くらいですね。久々にがっつり登った感があったけど、きれいな景色を見られて大満足でした。さすがに3日連続のライドで脚の筋肉にやや疲労感が出てきました。明日は天気も悪そうだし休養日にしよう。

片雲の風に誘われて