3日目は帰りですが、今日もいい天気なのでついでにどこか走れるところないか考えてたら、高野龍神スカイラインからアクセスできる奥千丈林道と白馬林道をちょっと走ってみるかと思いつきました。道の駅 紀州備長炭記念公園で車中泊してましたので、帰りに寄るにはちょうど都合が良いのです。まあ日帰りで来られる距離なんですけどね、わざわざこれだけのために来るのも面倒なので、ちょうどいい機会でした。
奥千丈林道も白馬林道も非常に長い林道ですので全線走破することは貧脚には不可能ですが、頂上付近はほとんどフラットなため、適当なところで折り返して往復することは容易です。
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スタート地点は道の駅 ごまさんスカイタワーから1kmほど高野山方面へ進んだところにある路側駐車帯からです。林道入口をいったん通り過ぎる形になります。ここの標高が約1240m。目的地の標高も1240mなので、ほとんど水平に思えますが、そんなに甘くはないのです（笑）。
高野龍神スカイラインを少し戻って、この看板のあるところが奥千丈林道の入口です。ここから十津川村の風屋までつながっている長大林道で、昔はロングダートとして知られていましたが、今では完全に舗装されています。
林道にしては路面がきれいで落石とかほとんどありません。ただしグレーチングには注意。右側の山にごまさんスカイタワーが見えているのがおわかりでしょうか？
今年は猛暑でススキの開花も遅れているようですが、ここは今が見頃ですよ。
この林道は展望が良く、奥高野の山並みが連なります。
水平だと思ってたら全然そんなことはなくて、嫌になるほど登らされます（笑）。写真は反対向きに撮ってますが、この辺が一番高い場所で標高1280mあります。どっち側から来てもここまでかなり登ります。
だいぶ奥まで進んできました。向こうの稜線にごまさんスカイタワーが小さく見えてますね。
約7.2km進んで目的地の伯母子岳登山口に到着しました。まだ登ったことないんですが、ここから5.6kmもあるんですね。歩いたら長いですよ。この先は十津川へ向けて下り始めますので、ここで引き返さないとえらいことになります（笑）。
伯母子岳までは稜線上に幅広の遊歩道が続いていて、そんなに高低差もないのでMTBでアプローチするには最適だったんですよね。ただ現在は自転車進入禁止になっているようです。人口が増えるとろくなことないですな。
マイカーで登山するならこの辺に駐車するしかないのですが、1台しか置けそうにないですね。先客がいたらアウトやん。
帰りは同じ道を引き返しますが、当然下った分だけ登らないといけません。行きも帰りも同じくらい登らされた気がします。ほとんど水平だと思ってたら、獲得標高350mも登ってました（笑）。距離的には7km少々ですが、自分の貧脚では片道35分ほどかかりました。
いったん車に戻りまして、第二部スタートです。次は白馬（しらま）林道をちょっと偵察してきます。この林道は稜線上に沿って延々と続き、有田川町の道の駅 しらまの里の近くでR424につながっています。自転車マニアの間ではヒルクライムに挑戦する人も多いですね。奥千丈林道の入口からはわずかの距離なので、本当ならそのまま続きに走った方が早いんでしょうけど、高低差がありますのでわざわざ車に積み直して移動しました。貧脚は足を温存しなければならないのでとても不便です（笑）。林道入口の広い所に路駐して出発。
こちらの林道は奥千丈林道に比べるとアップダウンが少なく、かなり水平に近いですね。路面もさらに良好だと思います。ただ展望の開けるところがほとんどありません。コースの中ほどまで来てようやく展望のある場所に出ました。それもほぼ一ヶ所くらいです。スケール感という点では奥千丈林道にだいぶ見劣りする気がしました。
だいぶ奥まで進んできました。山の上に見える球体状の建物が城ヶ森山のレーダー雨量観測所です。あの近くまで行ってきます。
多少のアップダウンはありましたが、難なく城ヶ森山の入口に到着。レーダー雨量観測所への道は一般車両通行止めになっているのでゲートがあります。ここまで約6.8km、貧脚で30分というところでしょうか。
レーダー雨量観測所の説明板です。
城ヶ森山入口を境に有田川町となります。行政区分が変わったので、林道の標識もここでいったん区切りとなるようです。延長6796mと書いてありますが、そんなに短いわけではありません。あくまでも高野龍神スカイラインからここまでの距離です。この先はまた下りになりますので、売り切れないようにここで引き返します。貧脚にはいったん下って登り返すなんて無駄なことはできません（笑）。帰りも大きな登りはなかったので奥千丈林道に比べるとだいぶ楽でしたね。それでも往復で160mは登ってました。ちょっと軽く走ってこようと思ってただけなのに、合計で500mも登ってしまったやんけ！（笑）
