竜王山と法花林道

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ライド記録登山自転車

Twitterのフォロワーさんから伊賀に法花林道という手頃なグラベルがあると聞き、どうせなら前から目をつけていた竜王山と一緒に行ってみたいと思いました。サイクリングとハイキングを組み合わせるという新しい手法を試してみるにもちょうど良い機会です。竜王山からの展望が目的ですので、一番よく晴れる日を狙って行ってきました(笑)。

GPSログはこちら↓


最近よく使っている岡八幡宮横の駐車場からスタートしました。白樫ICから近いので便利です。


岡八幡宮から山麓沿いの道を走っていくと應感神社の赤い鳥居のあるところを左折してまっすぐ進んでいきます。集落を抜けて神社の手前は超激坂! さすがに登れませんので押し上げました(笑)。


應感神社の駐車場の隅に自転車をデポして登山モードに切り替えます。まあここまで車で来られるんですけどね(笑)。


山登りしますのでトレッキングシューズにフラペで来ました。


拝殿の左手に登山道の入口があります。


登山道に入って最初に現れるのが犬戻岩。3つに割れた巨岩です。以後、このような奇岩がたくさん見られます。


登山道は黄色いロープが張られているので迷うこともなく、よく整備されています。ただ山頂近くまではかなりの急斜面が続きます。


中程に象の鼻岩というのがありました。


だいぶ上まで登るとジョーズ岩というのがあります。確かにサメに似ています。でも今どきの若者にジョーズって言っても通じるんだろうか?(笑)


そこからさらに登って山頂近くには弘法の護摩岩というのがあります。何段も積み重なった巨岩で一番見ごたえがある。どうやってこんなのできたんかな?


弘法の護摩岩の上部に回り込むと間もなく山頂に到着です。神社からだいたい30分くらいですかね。ここが第一展望台らしいです。北側の島ヶ原方面や三国越のあたりがよく見えます。


竜王山は標高361mで三角点もあります。


竜王山から尾根伝いの歩きやすい道を450m進むと第二展望台があります。山頂からだいたい10分くらいですかね。ここは展望が良くベンチもあるので、お昼を食べました。


第二展望台からは南側の室生火山群の眺めが素晴らしいです。尼ヶ岳、大洞山、倶留尊山、古光山、国見山など全部見えます。


帰路は同じ道を戻りますが、一部南側を迂回するサブルートが設定されています。こちらを通ると過去の地震によってできた法花断層の滑落崖が見られます。写真ではわかりにくいですが、人の背丈ほどの段差が見られます。


再び應感神社まで戻りまして、次はメインの法花林道に入っていきます。最初の方は舗装路で途中に十字路がありますが、ここは直進します。


林道はそれほど激坂というところはなく、標高260mまで登ります。ピーク付近には法花林道の看板があります。


配水池のあるところがピークみたいですが、そこからちょっと行くとわかりにくい分岐があります。ここはどうしても直進したくなるのですが、地図をよく確認すると右へ下る道が正解でした。


分岐からちょっと入るとすぐにグラベルに変わりました。そんなに大きな石もないし走りやすいグラベルです。


林道にはあまりない明るい雰囲気で最高ですね!


グラベル区間はそれほど長くなく、2kmくらいでしょうか。だんだん住宅地が近づいてきました。最近の雨でところどころぬかるんでいたのでタイヤがドロドロになった。😂

林道を抜けるとR163に突き当たって、三軒家のファミリーマートの前に出てきます。そこから旧R163を通って島ヶ原まで走ります。


島ヶ原へ入る手前で与右衛門坂の道標を見て左へ入ります。


少し登っていくと旧大和街道に合流します。江戸時代には加太越奈良道と呼ばれていた街道です。


大和街道の難所とされる与右衛門坂を下ります。旧街道らしい趣があっていいですが、めちゃくちゃきつい激坂! たぶん25%はあるでしょう。ここを効かないディスクブレーキで下るのはかなり怖かった。もちろん下ハンいっぱい握りしめて下りました(笑)。


与右衛門坂の石碑があるところ。ここがまた怖かった。


与右衛門坂を下った後、県道686号で白樫方面へ進みます。この道は2回くらい通ったかな? ずっと緩やかな登りが続きます。


ピーク付近で県道は急に狭くなります。右折してゴルフ場を経由する道が本通りのようで、車は全部そっちへ行きます。


ここが県道のピークですね。標高274m。かなり鬱蒼としたところです。


ピークを越えるとつづら折れの激下りが始まります。ここもブレーキ効かなくて怖い。まあだいぶ荒れてるし、ロードバイクで走るのは嫌な道ですな。

というわけで白樫に下りたらすぐ岡八幡宮に戻ってきました。距離はわずか17kmと短いですが、山登りもしたし結構盛りだくさんのコースでした。グラベルは短距離でも楽しめるのが特徴です。サイクリングとハイキングを組み合わせるハイブリッド登山をやってみたかったのですが、こういう形態のほかに、車の入れない林道を行けるところまで行って歩くとか、下山口に自転車をデポしてワンウェイルートを実現するという手段が考えられますね。山屋は結構こういうことをやってますよ。

片雲の風に誘われて

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