耐パンク性抜群のMAXXIS RE-FUSE

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パーツ自転車

KhodaaBloom Farna 700-Tiagraを購入してもうすぐ3年。新車時のタイヤはMAXXIS RE-FUSEの700x25Cが付いておりました。完成車のタイヤなんて買ったらすぐ換えちゃう人も多いんでしょうけど、僕はケチなので(笑)とことんへたるまで使うつもりでした。昨年前後ローテーションをして、まだもう少し使えそうな感じだったんですけど(あまり乗ってないとも言う)、サイドに亀裂が入ってるのを発見してしまったため早めに交換することにしました。まあ3年経ってますからもういいでしょう(笑)。

このRE-FUSEというタイヤですが、ものすごく耐パンク性が高いんですよね。3年間使って一度もパンクしたことがありません。とにかくパンクしそうな気が全くしないほど丈夫なタイヤです。レースに出るなら別でしょうが、ツーリングや通勤用途にはパンクしないということが何よりも重要な性能になるはずです。そのためRE-FUSEには絶大な信頼を寄せていました。

ただ初めに付いていたのが25Cなんですよね。やっぱり25Cは重いので、今度換えるときはミシュランLITHION2の23Cにしようかなと思ってました。ちなみに僕のタイヤ選びの基準は値段が第一です(笑)。2本で5千円以下に抑えるというのが暗黙の条件になっております。その条件の中ではLITHION2が一番いいかなと思っていたのです。

ただユーザーレビューを見ていると、はめるのが固いという噂が気になってしまいました。タイヤ交換は嫌と言うほどやりましたので、ほとんどのタイヤははめられる自信はあるのですが、やはり出先でパンクしたときのことを考えるとあまり固いのは避けたいところです。というわけで再びRE-FUSEに注目しました。これまで25Cだけだと思ってたのですが、23Cもちゃんとあったんですね・・

23Cにしたい3つの理由

最近は25Cの方が転がり抵抗が低いとも言われており、主流になりつつありますが、未だに23Cの方が選択肢は多いですよね。つまり需要はまだまだあるということです。25Cから23Cにすると当然乗り心地が悪くなるのはデメリットですが、23Cにはそれを補って余りあるメリットがあると思います。僕が重視するのは次の3点です。

1. 軽い

25Cより23Cの方が当然重量が軽いです。わずか数十グラムの差であってもホイール最外周の重さは走りに大きく影響します。特に漕ぎ出し時やヒルクライム時の加速性にはてきめんに効きます。僕みたいに非力なライダーには軽い方が絶対的に有利なんですよね。25Cが有利なのはある程度パワーのあるライダーの場合でしょ? それじゃ25Cで軽いタイヤを使えば良いじゃないかというのはナシね。財布も軽くなりますから・・(笑)

2. ホイールを外しやすい

25Cの場合、横幅がリムよりかなりはみ出してしまうため、ブレーキアーチを開放してもシューが引っかかってホイールを外せなくなります。そのため僕はわざとブレーキの遊びを大きくして何とか外せるようにしてました。でもそれだとブレーキの効きが甘くなってしまいます。23Cにすればそんな問題とは無縁です。これはしょっちゅう車載や輪行をする人には重要なポイントだと思います。実は僕もこれが嫌で23Cにしようと思ったのです。

3. 見た目がかっこいい

25Cから23Cにするとタイヤの横幅だけでなく、高さも低くなります。つまり横から見た厚さが薄くなるわけですね。これも主観だとは思いますが、薄い方がかっこ良く見えますよね? 車のタイヤで言う扁平率と同じですね。スポーティーな車は扁平率が低くて薄くなってるでしょ。だからかっこ良く見えるのです。やっぱロードバイクには23Cが似合いますよ!(笑)

MAXXIS RE-FUSE 700x23Cについて


お得意のAmazonで注文いたしました。2本合わせて4,182円。安っ!(笑)

ちなみに25Cもあるんですが、定価は同じなのになぜか値引率が少ない・・


一応、練習や通勤がメインの用途のようですね。まあ僕みたいなヘタレにはこれで十分(笑)。台湾製なので品質は良さそうです。


公称重量は230gですが、実測すると235gでした。まあ個体差の範囲か? レース用のタイヤに比べると軽くはありませんが、廉価なタイヤの中では軽い部類に入ります。ワイヤービードだと平気で300g超えてますしね・・

ちなみに新車時に付いていた700x25Cを実測してみると295gもありました。何と60gも重い! どうりで走らなかったわけだ(笑)。スペックによると25Cでも公称は235gなんですが、どうもモデルチェンジ前の旧型が付いていたようなんですね。新型では大幅に軽量化されています。


交換作業をしていて気づいたのですが、新車時に入っていたチューブは25C~32C用でした。このまま使うと中で余ってしまってまずいことになりそうですね。予備チューブのストックがありましたので、23C用に交換。また新しいチューブを発注しておかなければ・・


交換完了しました。よく見ると右端の文字がMAXX SHIELDからSILK WORMに変わってますね。これが新型の証でしょうか? シルクワームというのはMAXXIS独自の耐パンク保護層のことです。トレッド面の厚みが十分にありますので、めったなことではパンクしません。サイドは軽量化のためだと思いますが、旧型より若干薄くなった気がしますね。

交換してわかったんですが、このタイヤはめちゃくちゃはめるのが楽です。素手で簡単にはまりました。あっけないくらいでしたね。旧型はかなりきつかったんですけどね、同じタイヤとは思えません。ツーリングではパンク修理のしやすさってすごく重要な要素だと思うんですよ。

トレッド面は全体が杉目になっています。回転方向の指定はありません。乾燥路での転がり抵抗はやや大きそうですが、ウェット路面でのグリップは良好です。カーブで傾けてもしっかり踏ん張ってくれます。やはりツーリングでは速さより安全性を重視すべきでしょう。

というわけでレース志向の人には興味のないタイヤでしょうけど、ツーリングや通勤にはとても頼もしいタイヤなので、この値段なら買って損はないと思いますよ。何と言ってもパンク歴ゼロですから・・(笑)

2本で120gも軽量化されましたよ。今までロードバイクなのに平均速度上がらんなぁと思ってましたが、実はクソ重いタイヤを履いてたんですね(笑)。これでどのくらい走りが変わるのか楽しみです。

片雲の風に誘われて