芋峠と京奈和自転車道(下市町~安堵町)

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ライド報告自転車

気候も良くなってきたのでちょっとロングでもと思って、自走で吉野まで行ってきました。昨年の今頃も行きましたが、芋峠を越えて吉野・下市を回り帰ってくると70kmくらい。僕の基準では70km以上がロングなんです(笑)。

それで最近新聞などで京奈和自転車道が全線開通というニュースをよく目にするようになりました。関西のサイクリストの間ではちょっとした話題になってますね。まあ京都と和歌山はすでに開通していて、奈良だけが寸断されているという状況だったんですけどね、奈良県が重い腰を上げてようやくつなげたったってことですわ(笑)。

昔から奈良の自転車道は評判がよろしくなく、「いつの間にか道がなくなる」「夏は草ボウボウで道幅が半分になる」など、作るだけ作ってほったらかしの典型みたいなのものです。「ならクル」にしても看板立てただけで詳しい案内も何もなく、とりあえずやっときました的なお役所仕事の域を出ていません。

そんな状況ですから、京奈和自転車道にも大した期待はできなかったのですけどね、吉野まで行ったついでに京奈和自転車道をトレースしながら家まで帰ってやろうと画策したわけです。まあ結論から言いますと、想像を裏切らないお粗末さでした(笑)。

走行ログはこちら。


途中は端折りまして、とりあえず石舞台まで。


栢森から芋峠への道に入ります。いつも思うのですが、途中の小峠と呼ばれる場所までが結構きついですね。いつもなら誰にも会わないのに、今日はローディーと5人ほど会いましたよ。さすがはGW。


やっと芋峠に到着しました。慣れてないせいか、同じくらいの標高ながら福住登るよりしんどいと思いました(笑)。


芋峠から吉野方面へ下って行きますと、最初に現れるのが千股河川公園ですが、閉鎖されておりました。トイレだけは使えます。


R169に突き当たるまでどんどん下っていきます。景色も最高!


R169に突き当たって右折し、すぐの桜橋を渡ります。


国道対岸の五條吉野線を走って吉野神宮駅へ。一応ここが今日の最遠地とします。


五條吉野線をずっと走って行くと、阿知賀付近に湧き水があります。ボトルの水を補給しときました。


千石橋を越えて梁瀬橋まで来ました。ここから京奈和自転車道と合流します。といっても御所市まではすべて一般道を経由します。

京奈和自転車道のルートマップは下記で公開されており、PDFをダウンロードできます。

もちろん事前に予習してコースを叩き込んでおきましたが、間違えずにたどれる自信がありません(笑)。PDFは縮尺が小さくてよくわからない箇所がありますので、走行ログを参考にしてもらった方が良いと思います。ただちょっと間違えてますのですみません。


R370をちょっとバックして最初に通る道がここですが、曲がり角には標識が立っています。しかし青矢羽根もほとんどなく、こんなんでわかるのか?という感じ。標識も色が地味すぎて目立ちませんよね。よほど注意して走ってないと見落としそう。


さっきの交差点を曲がるといきなり激坂が現れます。軽く10%はありそうですね。標高差100mだからとなめてましたが、これはキツイ!


しつこく続く激坂を登りきって、また複雑に折り返しながら福神駅を通過。ここまで青矢羽根もほとんどなく、本当に道が合ってるのか不安になることでしょう。


そもそも何でこんな激坂を登らせるのか意味不明ですね。確かに車が少ない道といえばこれくらいしかないのはわかりますよ。でも根本的にルートの選択ミスですね。御所から五條へ自転車で行くのに最も楽なルートは薬水から重阪(へいさか)を越えてR24を通るルート。赤線で示したルートがそれです。これなら最短距離で激坂は一切ありません。奈良のサイクリストなら誰でも知ってるはずですね。

京奈和自転車道の性格として、京都と和歌山をできるだけ最短距離で、しかも楽に走れることが条件だと思うのです。しまなみ海道を考えてもわかるように、ファミリー層が無理なく走れることが基準のはず。こんな激坂、ガチのローディーでも嫌がるで!(爆)

吉野川の景勝地を通らせたいという意図があったのかもしれませんが、それならそれで別に「ならクル」として整備すればよかったんですよ。京奈和自転車道はあくまでも最速ルートなんで、重阪を経由しつつ、R24に自転車通行帯を設けるくらいのことはしてほしかったですね。


薬水からは県道120号線、そしてR309へと続きます。ここは何度も通ってるからよく知ってます。しつこく言いますが、この道をまっすぐ行くのが一番なんですよ。ところどころにこんな路上ペイントもありますけど、これがまたダメ。どこを見ても嵐山としか書いてない。こんなの何の役にも立ちませんよ。最低限、直近の目標と距離を書くのが常識でしょ? それをやると型を使い回しできないのでコストがかかるとか言い出しそうですね(笑)。


葛駅から県道133号線を通ってJR掖上駅の近くを通ります。この辺もちょっとわかりにくい。事前にルートを頭に入れてないと間違えますね。そこからは県道118号線を西進して御所市街に入り、葛城川自転車道と合流します。


葛城川沿いの道は路面が悪く、決して快適ではありません。近鉄大阪線を越えるまでは何度も川の両岸を行ったり来たりするのでわかりにくい。標識も整備されておらず、しっかり間違えました(笑)。近鉄大阪線を越えると堤防の下に沿って自転車専用道が続きます。この辺は走りやすい。


広陵町から三宅町にかけての区間は最近整備されたので路面がきれいで走りやすいですね。並行する飛鳥川自転車道よりはよっぽどいいです。ただこれだけを見てると立派に見えるんですが、実際はそんなに走りやすくはない。というのは、交通量の多い道路と交差する箇所が何度もあり、そのたびに寸断されるからです。しかもアンダーパスや信号がなく、なかなか渡れなかったりします。これはダメダメなパターン。京都や和歌山と比べちゃいかんよ・・(以下略)


そして最大の問題は丸で囲った場所ですよ。三宅町の小柳あたりです。この辺でめっちゃ迷いました。実はここで別の自転車道と交差していて、標識がどれを指しているのかよくわからない。うっかり王寺方面へ誘い込まれそうになります。しかも途中で工事してたり、もうムチャクチャ。全くわけわからんので、普通に県道走った方がわかりやすいですよ(笑)。


そのややこしい地帯を抜けると飛鳥川沿いに移ってきれいな道に変わります。たぶん最後に整備された区間でしょうね。とても走りやすいですが、長くは続きません。相変わらず行ったり来たり、すぐに県道32号線とぶつかって終了となります。


極めつけにダメなのがこれでしょう。なぜか大和中央道の歩道部分を走らされます。わざわざこんなとこ通らなくても大和川の堤防走った方が快適なのに、なんでこんなとこ通らすんだ?


ファミリー公園の近く、佐保川にかかる「たかはし」で京奈和自転車道を離脱し、最短距離で天理へ帰ります。ここから郡山方面はまたの機会に探索することにしましょう。

少し道に迷ったおかげで?、今年初の80km超えとなりました。だいぶ脚に来てます。100kmはまだ無理か? というか、平地はずっとペダル漕いでないと進まないし、風にやられるから嫌い! 山登ってる方が楽やわ(笑)。

京奈和自転車道(奈良区間)はおすすめしません

京奈和自転車道が開通したと聞くと、多くの人は京都から和歌山まで一本の自転車道で結ばれたというイメージを持つのではないでしょうか? 確かに京都と和歌山に関してはほぼそう思って間違いありません。

しかし奈良県内に限ってはそんなイメージは全く通用しません。御所~五條間は完全な一般道ですし、ルートの選定がムチャクチャ。愛媛県みたいにずっとブルーラインが引かれているわけでもなく、簡単に道を見失います。GPSを使用しない限り、完全走破は困難でしょう。そして奈良~御所の区間に関してもすべてが専用道として整備されているわけではなく、いくつも一般道を挟みます。それも古くからある区間と新しく整備された区間が混在しており、あっち行ったりこっち行ったり、ツギハギの感を否めません。

要するに誰でも迷うことなく、ノンストップで奈良県内を通過できるかといえばそんなことは全くないのです。むしろあちこちで道に迷わされ、交差点で車に阻まれ、かえって時間がかかります。どうしても完全走破したいという物好きな方以外には決しておすすめできません。

わざわざこんな走りにくい道を通らなくても、奈良には上街道や大和川堤など快適な道がいっぱいあるんですよ。自転車専用道として作らなくても、しまなみ海道みたいにブルーラインを引いてそういう道を推奨ルートとすればいいんですよ。おそらく奈良県では、自転車なんか乗らない職員が嫌々やらされて適当にルート考えてるんでしょうね。標識も肝心な場所に全然ないし、ほんまに走ったことあるんか?と言いたいです。まあ京都から和歌山へ行こうと思えば奈良県内がネックになることは間違いないです。京奈和自動車道も奈良県だけつながってないしな・・(爆)

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