県道224号/大台大迫線

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ライド記録自転車

久しぶりのツーレポでございます。もう忘れられてる?

非常にマイナーな道なのでほとんどの人が知らないと思いますが、R169沿いの大迫ダムから東へ入る県道224号線(大台大迫線)は入之波温泉を経てさらに奥へ続いております。その終点が筏場(いかだば)というところ。大台ヶ原ドライブウェイが開通する前はメインの登山道として使われていました。今では訪れる人もほとんどなく、大した坂でもないことからヒルクライマーも行きたがらない場所です(笑)。

実はここへ行くのは初めてではありません。記録が残っていないのでいつだったかはっきりとはわからないのですが、少なくとも2005年より前のことです。今となってはどんなところだったかはっきり覚えてないし、写真も撮ってないみたいですからもう一度行ってみようと思いました。まあ行っても別に面白い場所ではないんですけどね(笑)。本当は避暑を兼ねて夏に行こうと思ってたんですが、天気が悪くてなかなか行けなかったので結局今頃になってしまいました。

当日の走行ログはこちら↓


前は大迫ダムから出発したと思いますけど、それではあまりに短すぎるのでずっと手前の大滝ダムからスタートしました。最近は駐車場ができて便利になりました。


川上村役場を過ぎ、トンネルを2つ抜けると白屋方面への分岐となる吊り橋が見えてきます。


R169も車では何十回と通ってますが、実は大迫ダムまで自転車で走ったことは一度もなかったんです(笑)。だからここも走りたかった。奈良県では珍しいほぼ平坦な快走路です。やっぱり車で走ってるのと全然感覚が違いますね。平日は交通量極少でとても走りやすい!


上多古にて。ここまではずっと平坦で超快適! ここからは大迫ダムに向けて上っていきます。


吉野川を左に見下ろしながらゆるやかに上っていきます。


やっと大迫ダムに着きました。標高差60mくらい。ちなみにここから大台ヶ原まで登ったことはあります(笑)。ダム堰堤を渡ったところにあるトイレは改装されてきれいになってました。


県道224号に入り、大迫貯水池の北側を回っていきます。


一応県道なので、100mおきにキロポストが立っています。これを見れば残りの距離がわかります。筏場が起点となっているので、だんだん小さくなっていきます。あと8kmということですね。


最後の入之波トンネルを抜けたところが入之波の集落です。この先、少し下って急カーブを曲がったところに入之波温泉・山鳩湯があります。


山鳩湯からもう少し下ると入之波橋を渡ります。筏場まであと7kmです。


だいぶ進んであと2kmの標識。行き止まり路線だからもっと荒れてるかなと覚悟してましたが、意外ときれいに整備されてました。途中に林業の作業所がいくつかあるので、完全な無人ではありません。ここまで平坦に近い上りでした。この先、少しずつ勾配を増していきますが、大した上りではありません。


そしていよいよ1番ポストまで来ました。あと100mですが、なぜか0番ポストは見つかりませんでした。なおこの写真は逆方向から撮っています。


1番ポストのすぐ先に登山者用の駐車場がありました。こんな山奥なのに有料で600円もします。車が2台停まってますが、登山者のものかな? 見ると奈良ナンバーだったので林業の人かも?


駐車場を抜けたところに大台ヶ原の案内板がありました。一応ここが終点です。この先は大台辻を経て川上辻から日出ヶ岳山頂へ至る旧来の登山道が続いていますが、現在は崩落のため釜ノ公吊橋より先が通行禁止になっています。だいぶ前からだと思いますが、自己責任で登る人は今もいるようです。


終点より先にも細い舗装路(廃道?)が続いてますが、これは県道ではなく白倉又谷の林道です。そして大台ヶ原への登山道が県道に指定されています。


登山道へ少し入ってみましたが、本沢川がちらっと見えただけでした。


さて同じ道を引き返します。これは三之公川との出合にある橋からの風景です。めちゃくちゃきれいな川ですね。三之公川の方もいいんですけど、あっちはグラベルです。ロードバイクでも行けないことはないと思いますが、あそこってやたらとダンプが多かった記憶があるんだよなぁ。今もなのか?


大迫ダムからバビューンと下り、帰りはかなり向かい風に悩まされてR169を走ってきました。道の駅杉の湯川上で一休みし、モバイルグランフォンドのポイントをゲット。あともうちょっとで大滝ダムに帰ってきました。

完全なピストンコースでしたが距離は約54km、獲得標高は540mほどのコースでした。まあ上りらしい上りといえば大迫ダムくらいですね。筏場へは非常に緩やかな上りです。その他、小さなアップダウンは結構あります。

片雲の風に誘われて