龍神温泉から三ツ又を経て丹生ノ川へ

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ライド記録自転車

初めに言いますと、これは本来予定していたコースではありません。本当は龍神温泉から酷道425号線で牛廻越を往復するつもりでした。何と言っても未踏の峠ですからね、一度は登っておきたかったんですよ。一応、事前に和歌山・奈良・三重の道路情報をチェックして4t車以上通行止めになっていることは確認しましたが、当然自転車には関係ないので行けるものと確信してました。

ところが現地に行ってみると、龍神温泉を出てすぐの所に看板があり、小又川地内で時間制限通行止めを実施中と書いてありました。2時間通行止め、15分だけ通行可ってやつです。期間は8月19日から来年の1月31日まで。確かに田辺市のHPにはそう書いてありました。そんなん聞いてないぞ!

片道だけならまだしも往復ですからね、これは完全にアウト。これだけのために来たのに何てこった! このまま諦めて帰るのも癪なので、急遽代替プランを考えます。といっても事前に用意してこなかったのですぐには思いつかない。そもそも出るのが遅くて龍神温泉に着いたのが午後1時ですからね、あまり長距離は行けないのです。いくつか思い当たるところはありましたが、いずれもピストンになっちゃうのであまり面白味がない。そこでふと思いついたのがR371の広井原から三ツ又を経て殿原で県道735号に至るルート。これは林道ではなく市道でしょうか? とにかくまだ走ったことのない道なので行ってみる価値はあります。標高差は200mくらいかな? 県道735号とR371で周回するようにRide with GPSでルーティングすると約35kmと出ました。これなら牛廻越とほぼ同じ距離だし時間的には十分余裕がある。そうと決まれば早速進路変更しました。

走行ログはこちら↓


龍神温泉の駐車場から午後1時過ぎに出発します。まずR371を田辺方面へ進みます。


5kmほど走って広井原にあるこの橋を目印に左折します。ここからが目的の道です。


川沿いのうちは緩やかな上りでしたが、標高450m付近の大カーブのところから激坂になってきます。


ピークにある三ツ又隧道に着きました。標高580m。トンネル手前は結構な激坂でした。展望は全くなく、特に面白い道ではなかったですね(笑)。


トンネルを抜けて南側に下ると湯野々口の分岐に出ます。標識によると星神社と書いてあります。この三差路が三ツ又の由来でしょうか?


三ツ又谷に沿ってどんどん下っていくと殿原で県道735号に出ました。この道は十津川から引牛越を越えてくる道です。


県道735号を龍神方面へ下って行きます。途中、柿平のあたりで吊り橋があったので橋の上で一枚。吊り橋を見るとすぐ渡りたくなるんだよなぁ(笑)。


龍神村東の交差点。もうすぐ国道に出ます。


R371とR425の共用区間に入ります。すぐに旧龍神村役場の前を通ります。すげ~立派な建物やな。儲かってるのか?(笑)


龍神温泉まで13kmほどあり、結構長いです。平坦または緩い上りを淡々と走って行きます。予定通り16時前に龍神温泉に到着。行程は36.9kmで獲得標高428m。結果的に牛廻越とほぼ同じ強度になりました。目的は果たせませんでしたが、これはこれで良かったような気もします。

この後は龍神温泉元湯に入って、翌日に備えて中辺路町近露へ移動しました。

片雲の風に誘われて