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信州耐久ツーリング Stage8~日本のチロル遠山郷~

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下栗の里より南アルプスを望む

再び伊那路に戻ってきました。いよいよ今日が最終日です。一日休んで脚もほぼ回復。最終ステージに選んだのは、日本のチロルと呼ばれる下栗の里探訪です。下栗は標高800~1100mの間の山の斜面に張り付くように集落が点在し、信州最後の秘境とも呼ばれています。ここは長野県の最南部にあたり、これまで全く訪れたことのないエリアだったので、一度行ってみたいと思ってました。ここを最後にすれば、帰りが近いという利点もあります。

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走行ルート図

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今日は走った後帰途に就く予定なので、早めに6時45分に道の駅「遠山郷」を出発します。ここで標高400mしかありません。今日も朝から快晴。飯田の最高気温は33℃の予想が出ております。マジかよ~って感じです。(^^;

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R152の旧道に入り、ちょっとした激坂を上って最初に訪れたのは、龍渕寺境内にある「観音霊水」の水汲み場。美味しい名水らしいので、ここでボトルに補給しておきます。

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同じく龍渕寺境内にある「観音大杉」。道の駅で仕入れた情報によると、ここが強力なパワースポットらしいです。

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和田宿の町並みを抜け、R152秋葉街道をゆるやかに上っていきます。

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約100m上ったところの上島で林道赤石線に入ります。この林道は南アルプス登山口の便ヶ島まで続いています。でも今は通行止のようです。

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林道に入って最初の100mが一番キツい! 平均勾配10%の激坂が続きます。

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そこを我慢して抜けると上りが落ち着き、ほぼ平坦からゆるい上りに変わります。快適快適‥

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山深さを感じられるでしょうか‥

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斜面に張り付くように建っている民家が見えてきました。

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そして南アルプスの山並みが姿を現します。谷の奥深くに聳える3000メートルの頂は神々しいまでの気高さを放っていました。

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そして下栗の入口・本村までやって来ました。ここで標高883m。

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ここから集落の中をつづら折れで上っていく一番美味しい部分。こういうの見て顔がニヤけるようだと完全に変態です。(爆)

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すごい眺めだなぁ‥。絶景過ぎてなかなか進めない。(笑)

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つづら折れを上りきって上の道と合流。でもまだ上ります。

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かなりの急斜面に家が建っているのがわかります。

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聖岳(右)と兎岳(左)を正面に見ながら進みます。雄大な眺めだなぁ‥

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そして半場地区にある下栗の里駐車場に到着。ここで標高1080mありますから、道の駅から何だかんだと700mほど上ってきたわけですよ。ここからさらに「天空の里ビューポイント」を目指します。

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車の人は駐車場から徒歩ですが、自転車で行けるところまで行ってから歩きます。ここから徒歩15分と書いてあります。

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道は結構険しい。だいたいこういうのって年寄りの足で計算してるので、そんなにかからないだろうと思ってましたが、しっかり15分近くかかったような気がします。結構な距離がありました。

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そしてついに来ましたビューポイント! これが噂の眺めですか、すばらしいですね。さっき上ってきたぐねぐね道が全部見えます。観光パンフレットなどで見かける写真はここから撮られたもので、紅葉の時期は凄いみたいです。

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ビューポイントを最高地点として、これから下り始めます。この眺めもそろそろ見納めかな‥?

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下るには尾根を通る道と山腹を通る道の二通りがありますが、尾根を通る道を選びます。しかしちょっと上り返しがあって、これが結構しんどかった。もう最終日ですからね、売り切れ御免で大サービスしときましたわ。(^^;

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これは上河内岳(2803m)ですね。

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上町へ下る道はあまり展望が効きませんが、上村の山並みを望める場所で一枚。

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下りはあっという間でしたが、上町でR152に出てきました。

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R152を和田方面へ戻っていきます。

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昼までには戻ってくる予定だったのですが、絶景過ぎて写真ばっかり撮ってたら遅くなってしまい、梨元の「ていしゃば」でお昼にしました。

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豆腐定食(700円)を頂きました。えらいボリュームあったような‥

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そして次の目的地は木沢地区にある旧木沢小学校。木造校舎マニアとしては見ないわけにはいきません(笑)。ここは外観だけでなく、校舎内も自由に見学できるのです。

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ここは校長室です。

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そのままの状態で保存されている教室。

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懐かしの足踏みオルガン。ちゃんと弾けますよ。

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この廊下、懐かしいなぁ‥

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かつて遠山川沿いには「遠山森林鉄道」が走ってました。その資料館も兼ねています。この小学校はすばらしかったです。あまりにもボリューム多すぎて、ツーリング中の立ち寄りではとても見切れません。

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そしてもうちょっと下ったところの小道木で「気の出る神社」の看板に引かれて寄り道(笑)。

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河原の方へ下りていくと、古びた木造の建物が‥。まったく人気がないし、なんかすごいところだなぁ‥(^^; 扉の張り紙には中央構造線がどうのこうのと書いてありました。ここもパワースポットなのか?

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そして再び秋葉街道和田宿に戻ってきました。そんなに古い町並みが残ってるわけではありませんが、旧街道らしい佇まいを見せています。そして午後1時20分頃、道の駅に帰着。たった35キロのコースなのに6時間半もかかってしまいました。(笑)

本来なら道の駅にある温泉に入っていきたいところですが、あいにく今日は定休日ですので、天龍温泉「おきよめの湯」まで移動して最後の締め。その後帰途に就き、9泊10日の長旅を終えました。

走行日:2011年9月15日(木)
走行距離:34.8km
平均速度:14.1km/h

総括としては、実走行8日で総走行距離が272.6kmでした。まあ普通の人なら2日で走ってしまう距離ですね(笑)。貧脚の場合、いかに脚を保たせるかが課題となります。よく言われるように、3日目くらいに疲労が溜まって一番しんどいのですね。そこで一日でも休みを入れてやると疲労が抜けて超回復します。むしろいつもより脚がよく回るようになります。そうやって毎日走り続けるのが当たり前になると、不思議なことにいくらでも走れるようになります。こういう状態を「脚が出来てきた」というのでしょうか‥。ただ、こういうのは普段の生活の中ではできないんですね。マンネリが何より嫌いですから‥。よってすぐに元の木阿弥になってしまうのですね(笑)。

今回は9泊のうち宿に泊まったのが3泊だけで、あとはすべて車中泊しました。正直1BOXでない車で車中泊は非常に辛いですが、3日に1回は宿に泊まるようにするとそれほど疲れも溜まらずに過ごせました。車中泊のメリットは何と言っても費用がかからないことと、朝早くから動き出せることですね。特に泊まった場所から直接走り出せるパターンが最高です。できるだけ車中泊を快適に過ごすためには、場所選びが最も大切ですね。夜中にしょっちゅう起こされないためには、深夜も大型トラックが行き交う幹線国道を避けることがポイントです。

今回は信州をだいたいぐるっと一周しましたが、正直9泊でも全然回りきれないと思いました。北部の方はほとんど行ってませんしね‥。とても一回では無理です。でも南信州はええなぁと改めて思いました。観光的には非常に地味なんですけど、本当の田舎の良さが味わえるのはこの辺だと思います。また機会を見つけて行ってみたいと思いました。

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