春日和の伊那佐山

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登山

昨日までの冬空が嘘のように雲一つない青空が広がり、気温も16℃まで上がるとか。半年以上、山も行ってませんでしたのでだいぶ脚も鈍っていることでしょう。低山は夏になると暑すぎて行けないので、冬から春が勝負ですよ。鈍った脚に活を入れるため、ちょっと山登りしてきました。宇陀市の伊那佐山は2年前にも登りましたが、今回は違うルートで登ってみます。

GPSログはこちら↓


スタートは伊那佐文化センターの一角にある登山専用駐車場から。ちょっと入りにくいですが、登山者用に用意してくれているところはありがたいですね。


文化センター前の車道を東へ進み、芳野川を渡って「高山右近の碑」手前の角を左に入ります。「沢城趾」の道標が目印です。


しばらく集落内の道を登っていきます。途中いくつか分岐がありますが、「沢城趾」の道標に従えば間違いありません。そして「山口農場」の手前で斜め左の細道に入ります。ここから登山道が始まります。


しばらく薄暗い植林帯の中を登っていきます。ここでも「沢城趾」の道標が目印になります。


途中、貯水池のようなところがあります。


標高約510m地点で沢城趾への道が分岐します。沢城はキリシタン大名・高山右近の居城とされるところです。片道5分くらいですが、この道は荒れているらしいので立ち寄りません(笑)。


分岐を過ぎると結構な急登となって約100mを一気に登ります。


ようやく標高約600m地点にある天狗岩展望台に着きました。ここは突き出した岩の上から南方向の展望が開けます。山頂はあまり展望がないのでここで見ておきましょう。ベンチもあるのでここでお昼を食べました。


菟田野方面の町並みとはるか奥に大峰山脈が望めます。


一番奥、台形の特徴ある山頂は山上ヶ岳ですね。


北部台高の展望です。右の高まりは薊岳、左の高まりは国見山でしょうか。雪を被っているのがわかります。


天狗岩展望台から山頂まではなだらかで広い道が続きます。途中でいわゆる表参道と呼ばれる道が合流してきます。


伊那佐山山頂に着きました。標高636.9m。山頂には都賀那岐神社が鎮座します。三角点は見当たりませんが、境内の中?


山頂は樹林に覆われて展望は良くないですが、南西方向の音羽三山だけよく見えます。


山頂からやや急な斜面を下ると標高約570m地点で林道と交差します。右の尾根上の道が井足岳へ続く縦走路ですが、今回はショートカットして林道経由で下ります。下りは林道を歩いた方が楽なんですよね。林道終点には駐車できるスペースもあるのでここまで車で乗り入れることも可能ですが、道が悪いのであまりおすすめしません。


林道は概ねコンクリート舗装されていますが、ところどころ未舗装の部分もありました。だいぶ歩いた気がしますが、この場所でやっと里道と合流しました。この林道は奥の森米山線と言うようです。


あとは3kmほど里道を歩いて駐車場へ戻ります。途中、鳥見山が美しく見える場所があります。


だいぶ駐車場に近付いた頃、白く冠雪した高見山がちらっと見えました。


伊那佐文化センター前の橋から見た伊那佐山と芳野川です。この場所自体が標高335mあるので、それほど高度感はないですね。


下山後は大宇陀にある「あきのの湯」に立ち寄りました。実はここに入るのは初めてです。近すぎるとあまり行く機会ないんですよね(笑)。この日は暑かったため、冷えた体を温めるつもりが汗を流すになってしまいました(笑)。ヌルヌル系の良いお湯でした。

獲得標高は500mちょっとしかないんですが、距離は7.7kmと結構歩きました。まあほとんど車道ですけどね。山登りは半年ぶりでしたが、不思議と筋肉痛にはならなかったですね。もう2日後だから大丈夫だ(笑)。

片雲の風に誘われて

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