自転車

2004.7.24 高野山から野上へ~貴志川に沿って~

投稿日:2004 年 7 月 24 日 更新日:

実走日:2004年7月24日(土)
コース:高野山駅~大門~湯川辻~下湯川~新城~毛原宮~松瀬~動木~井ノ口~丸栖~船戸

 梅雨が明けてからあまりにも暑くて走る気がしなくなっているので、涼しい山の中でも走ってみようかと久しぶりに高野山を目指す。高野山まで輪行してほとんど下りだけの極楽ツーリングだ。たまにはこんなのもいいのではないだろうか。いつものように天理6:43発の桜井線で橋本へ向かう。昨年は連絡が悪くて30分待たされたはずなのに、今年はダイヤ改正されたのか5分連絡で南海に乗り継げた。そのため昨年より30分早く9:20頃に高野山に到着できた。

 自転車を組み立てて9:35頃高野山駅を出発。弁天岳下のトンネルまで少しだけ上らなければならない。そこを過ぎれば下り、国道480号と合流して高野山大門に着く。案内所前の自動販売機で飲料を補給する。

南海鋼索線高野山駅

 高野山内には入らずに大門から南へ下っていく。1km少々で相ノ浦方面への分岐があるが、うっかりまっすぐ行きそうになった。ここは右折しなければならない。尾根伝いに少し走ると花坂方面へのコンクリート舗装の道が右に分岐し、そこを過ぎてさらに1km足らずで湯川辻の分岐に着く。直進する道は花園方面へ直接下る林道である。ここは右の道を下っていく。

湯川辻の分岐

 湯川辻から快適な下りが続き、高野の山並みの展望が開ける。尾根道走行ならではの醍醐味だ。そこから1km足らずでまた二又の分岐に出る。左は谷を下って上湯川経由、右は尾根沿いに下湯川経由の道で、どちらをとっても同じ場所に出るが、右の方が距離的には近い。もともと尾根伝いに走る予定だったので右の道をとる。いきなり急な上り坂となっている。しかもダートが現れたではないか。もしかすると未舗装なのかと思って少し押して様子を見てみると、すぐ舗装路が続いているのが見えた。どうやら行けそうなのでこのまま突破することにする。

湯川辻付近

 ところが思いがけない悪路に苦戦させられる。舗装がところどころ剥がれて地道になっており、陥没や小石が非常に多い。断続的にコンクリート舗装も現れる。一瞬たりとも気を抜けない道だ。下りなのに20km/hと出ない。5万図には太い線で描かれているのに実際には1.5車線程度の道だ。明らかに地図にだまされた感じである。

湯川辻~下湯川間のコンクリート舗装

 集落に近づくと道も良くなるかと思ったが、いっこうに良くならず相変わらず陥没だらけの悪路を慎重に下る。ヘアピンカーブにさしかかるとようやく下湯川の集落に到着する。さすがに集落内だけは道がきれいになっている。さらに急坂を下っていくと、折り返す形で林道湯川線に入る。

下湯川の集落

 林道湯川線は概ね下りで、木漏れ日の中を行く心地良いコースである。悪路で思いがけず時間を食われたので、こんなことなら谷沿いコースをとるべきだったと後悔する。国道370号に出る約1km手前に「湯子川の滝」があり、木組みの展望台がしつらえられている。そこへ上ってみたが、川ははるか下にあり、遊歩道を下りていかないと滝は見えないようだ。ロッジ風の建物の前を過ぎると間もなく国道370号に出る。

林道湯川線

 この時点ですでに標高350mまで落としているので、この先は標高のアドバンテージがほとんど使えない。当然ペダルを回さなければ進まないようなごくゆるい下りである。おまけに向かい風で平地を走っているのと何ら変わりはない。国道370号は2車線と1.5車線が混在する道で、交通量はかなり少ない。10分足らずで花園方面との分岐となる長谷宮に到着する。

国道370号長谷宮付近

 毛原上には地図に載っていない新しいトンネルができている。そこを抜けると間もなく毛原宮に到着する。ここには郵便局や学校があり、中心的な集落となっているようだ。

毛原宮の丹生狩場神社

 朝が早かったのでそろそろ昼食にしようと場所を探しながら走るが、なかなか見つからない。こんな2車線の国道では日差しを遮るものもなく、いよいよ暑くなってきた。アスファルトの照り返しでむっとする熱風が吹きつけ、走ってもいっこうに涼しくならない。またかなり走って田の集落内の診療所横に日陰のベンチを目ざとく見つけ、そこで昼食をとる。12時前に再出発、そこからすぐ温泉のある「かじか荘」に到着する。自動販売機で2度目の飲料補給。道路工事のためしばし待たされる。松ヶ峰を過ぎて淡々と走っていく。止まると暑いので、無意識に止まる回数が減っている。

国道370号松ヶ峰付近

 鎌滝を過ぎてやや上りになったかと思うと、三尾川方面との分岐点が手拝峠と呼ばれる峠であった。言われなければ峠とも気付かずに通り過ぎてしまうようなところである。一応コレクション用に写真を撮っておく。そこからもう少し行くと右側に津川方面へ抜けるトンネルがあり、さらに進んで平成大橋を過ぎると下りに入る。

国道370号鎌滝付近

 そのまま下っていくと美里町役場の前に出る。そこからあと2kmほどで松瀬の交差点に着く。ここは県道高野口野上線との分岐になっており、この先は昨年の秋にも走っているが、結構アップダウンが多く、道幅が狭い割りに交通量が多い。わかってはいてもこの炎天下にアップダウンは辛い。動木の集落までやや長い上りを越えると少し下って野上町役場前の交差点に出る。

美里町役場

 役場前のオークワでたまらず3度目の飲料補給。夏場は水気なしには走れない。ここで初めて帰りの電車の時間をチェック。まだ1時前だから今から行けば14:09の電車に間に合いそうだ。ここで国道370号と別れて県道岩出野上線に入り、まず本日最大の難所といえる梨木峠を越える。たかだか50mに満たない上りだが、結構な急勾配に加えて容赦ない日差しと交通量の多さで非常に辛い上りである。約5分で信号のある峠に到着、止まると汗が噴き出す。これでもう上りはないだろう。そこからゆるやかに下っていって信号を左折すると国道424号に出る。帰りは別にどこの駅から乗ってもよいのだが、424号はすでに二度走っているし、地図上で一番近いのは船戸駅のようなので、県道岩出野上線をずっと走ることにする。424号を少しだけ走り、川を渡ると岩出野上線は左へ分かれる。さらに諸井橋を渡ると南海貴志駅前に着く。あとは県道をまっすぐ走って行くだけだが、一番暑い時間帯に炎天下の市街地走行は過酷である。今日はほとんど上っていないので脚の方は全く問題がないが、暑さと喉の渇きでかなりバテている。夏場の長距離ツーリングはやめておいた方がよいだろう。桃山大橋を過ぎてしばらく行くと右手にJR船戸駅と書かれた標識があるのでそこを右折する。紀ノ川沿いのちょっと涼しい木陰を抜けて線路の下をくぐると船戸の集落に入り、少し左に入ると船戸駅前に到着。時間は13:38、発車30分前のベストタイミングだ。

JR和歌山線船戸駅

 14:09の高田行きで帰途に就くが、なぜか窓が開放されていて嫌な予感。よりによって冷房故障だと。やっと猛暑から解放されるかと思ったのにまだ汗をかき続けることになった。車窓から入る風に吹かれながら、何となく国鉄時代の気動車を思い出す。この電車に高田まで2時間も付き合わされた。五條では夕方に激しい雷雨があり、大雨洪水警報が出ていたようだ。早く帰ったのは正解だった。

走行距離 走行時間 平均速度 最高速度 最高地点 最大標高差
55.31km 2:50:07 19.5km/h 46.0km/h 925m
高野山
910m

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